NHK大河ドラマ『べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~』で話題の蔦屋重三郎。出版業を中心に江戸のメディア王として躍進していた彼に大きな危機が訪れる。天明の大飢饉により、商業発展の時代から打って変わって、質素倹約の時代が到来したのだ。規制が厳しさを増すなか、蔦重の店があった吉原では三味線の音が消えたという。吉原冬の時代について、近代文学の専門家・鈴木俊幸氏が解説する。※本稿は、鈴木俊幸氏『蔦屋重三郎』(平凡社新書)の一部を抜粋・編集したものです。
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