鈴木俊幸

中央大学文学部教授

1956年、北海道生まれ。中央大学文学部国文学専攻卒業。同大学大学院博士課程単位取得満期退学。2005年日本出版学会賞、2008年ゲスナー賞、2013年岩瀬弥助記念書物文化賞受賞、2019年『近世読者とそのゆくえ』でやまなし文学賞を受賞した。著書に、『江戸の読書熱 自学する読者と書籍流通』『絵草紙屋 江戸の浮世絵ショップ』(以上、平凡社選書)、『江戸の本づくし――黄表紙で読む江戸の出版事情』(平凡社新書)、『近世読者とそのゆくえ――読者と書籍流通の近世・近代』(平凡社)など多数。

【大河べらぼう】江戸の夜から三味線が消えた…幕府の倹約令が吉原を沈黙させた日
鈴木俊幸
NHK大河ドラマ『べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~』で話題の蔦屋重三郎。出版業を中心に江戸のメディア王として躍進していた彼に大きな危機が訪れる。天明の大飢饉により、商業発展の時代から打って変わって、質素倹約の時代が到来したのだ。規制が厳しさを増すなか、蔦重の店があった吉原では三味線の音が消えたという。吉原冬の時代について、近代文学の専門家・鈴木俊幸氏が解説する。※本稿は、鈴木俊幸氏『蔦屋重三郎』(平凡社新書)の一部を抜粋・編集したものです。
【大河べらぼう】江戸の夜から三味線が消えた…幕府の倹約令が吉原を沈黙させた日
【大河べらぼう】孔子と釈迦と天照大神が吉原遊び?江戸のベストセラーがとんでもなかった!
鈴木俊幸
NHK大河ドラマ『べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~』の主人公、蔦屋重三郎は遊里・吉原で生まれ育ち、出版の世界で身を立てた人物だ。通称「蔦重」と呼ばれる彼は、江戸時代に金融・商業の中心地だった日本橋に進出。後に歴史に名を刻む絵師、歌麿や写楽を見いだすことになるが、日本橋の店で力を入れていたのは、教養を使って笑いのセンスを競う戯作だった。近世文学の専門家・鈴木俊幸氏が蔦重と戯作家の関係を紐解く。※本稿は、鈴木俊幸氏『蔦屋重三郎』(平凡社新書)の一部を抜粋・編集したものです。
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【大河べらぼう】インテリ武士のツイッター?江戸時代の同人誌?蔦屋重三郎が仕掛けたブームとは
鈴木俊幸
江戸のメディア王として名を馳せた蔦屋重三郎、通称「蔦重」は寛延3年(1750)に幕府公認の遊廓・吉原で生まれた。そこは性の歓楽街のみならず、「通」を競い合う流行の発信地。吉原よりも手頃に遊べる「岡場所」に客を取られ、吉原の客足が鈍った頃に蔦重は吉原の広告塔として活躍したという。NHK大河ドラマ『べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~』の主人公・蔦重が仕掛けたメディア戦略について、日本近世文学研究者の鈴木俊幸氏が解説する。※本稿は、鈴木俊幸氏『蔦屋重三郎』(平凡社新書)の一部を抜粋・編集したものです。
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