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アジア通貨高が示唆する「円高誘導圧力」、対米通商協議は悲喜こもごも

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米中間の通商摩擦が一段落しつつあるなか、日米間の協議は停滞感を否めない状況にある。かつて最優先とされた日本と韓国が後回しにされ、先に通商合意を果たしたのはまさかの英国と中国。通商合意の余波は関税にとどまらず、アジア通貨の為替動向にも広がっている。台湾ドルや韓国ウォンの上昇、そして日本円の思惑的上昇は一見無関係に見えて、実は米国との通商交渉を通じた為替政策との連動を示唆する重要な兆候でもある。台湾・韓国が事実上、通貨高を通商カードとして用いている中で、日本も同様の圧力を受ける可能性があるのか。今後の通商交渉の行方、そして円相場に対する潜在的影響を占ううえで円相場に何が織り込まれていくのか、そのインプリケーションを読み解く。

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