太平洋戦争末期の1945年5月25日深夜から26日未明にかけて行われた大空襲から80年となる。下町を焼き払った3月10日未明の東京大空襲に対し、山手地域に甚大な被害をもたらしたことから「山手大空襲」とも呼ばれる。B29による無差別爆撃は都心を火の海に変え、運行終了間近の地下鉄も巻き込まれることになった。関係者の証言を手がかりに「もうひとつの東京大空襲」を振り返る。

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