現代では東京でも指折りの繁華街である新宿も、戦後は焼け野原だった。そこにはいくつもの闇市が立てられ、敗戦政府が国民の面倒をみる余裕がない時期の物資や食料流通の場として、多くの人々を引き付けていた。終戦の玉音放送から間もない8月20日に、この巨大インフラをオープンにこぎつけた男のビジネス嗅覚を追う。※本稿は、フリート横田『新宿をつくった男 戦後闇市の王・尾津喜之助と昭和裏面史』の一部を抜粋・編集したものです。
続きを読む終戦わずか5日後の焼け野原で「巨大ヤミ市」を作り上げた男の正体
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