室町時代に10年にわたって続いた応仁の乱により父・勝元を亡くした武将・細川政元。7歳という幼さで家督を継いだゆえに、細川家の代表という立場でありながら自分で思い通りの政治をできず周囲に翻弄される幼少期を送った。元服した政元がオカルトを利用した独特の政治スタイルを獲得したのは、そんな生い立ちが大いに関係しているのだ。※本稿は古野 貢『オカルト武将・細川政元 室町を戦国に変えた「ポスト応仁の乱の覇者」』の一部を抜粋・編集したものです。

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