「教育費のためにあなたの社内預金を少し回してほしい」「そんなことをしたら老後の備えが足りなくなる」家計相談の現場で、夫婦が面談中に言い合いになってしまうことは珍しくありません。財布を完全に分けて生活するDさんご夫妻も、お金の価値観の違いに悩む典型例でした。相続資金1300万円を教育費に投じる妻と、1000万円の社内預金を死守する夫。このままでは老後資金が足りなくなるのに、互いの主張は平行線のまま……価値観の違いを乗り越える方法はあるのでしょうか?

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