横浜市民のシュウマイへの支出額は、2023年でも全国平均の約2.4倍という。1922年に「元祖・横浜シウマイ」を大ヒットさせた中国の料理人・鮑博公は、最初は日本人のシュウマイの食べ方にカルチャーショックを受けていた。なぜ、この地にシュウマイが根づいたのか?横浜のソウルフードの歴史をたどる。※本稿は、岩間一弘『中華料理と日本人 帝国主義から懐かしの味への100年史』(中央公論新社)の一部を抜粋・編集したものです。

続きを読む