商船三井がクルーズ船事業を拡大している。2024年12月に「MITSUI OCEAN FUJI」を就航させ、25年8月には新クルーズ船「MITSUI OCEAN SAKURA」の船名を発表、さらに3隻目を投入する考えだ。国土交通省がクルーズ人口100万人を掲げる中、ライバルの日本郵船も「飛鳥III」を就航させるなどクルーズ船市場が盛り上がってきている。商船三井グループの商船三井クルーズ向井恒道社長に、拡大戦略を取る理由とライバル日本郵船との関係、日本のクルーズ業界の課題を聞いた。

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