メンタルが安定している人が絶対にしないこと・ベスト1
誰にでも、悩みや不安は尽きないもの。とくに寝る前、ふと嫌な出来事を思い出して眠れなくなることはありませんか。そんなときに心の支えになるのが、累計33万部を突破した人気シリーズの原点、『精神科医Tomyが教える 1秒で不安が吹き飛ぶ言葉』(ダイヤモンド社)です。ゲイであることのカミングアウト、パートナーとの死別、うつ病の発症――深い苦しみを経てたどり着いた、自分らしさに裏打ちされた説得力ある言葉の数々。心が沈んだとき、そっと寄り添い、優しい言葉で気持ちを軽くしてくれる“言葉の精神安定剤”。読めばスッと気分が晴れ、今日一日を少しラクに過ごせるはずです。
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メンタルが安定している人の最大の特徴は「期待しないこと」
今日は「メンタルが安定している人の特徴」についてお話ししたいと思います。
もちろん、性格や体質、背景にある病気などで不安定になりやすい方もいらっしゃいますが、そうした事情をいったん脇に置いて、一般的に「メンタルが安定しやすい人」に見られる共通点について掘り下げていきます。
結論から言うと、メンタルが安定している人は、基本的に「誰に対しても、何に対しても、あまり期待をしていない人」です。自分自身にも、相手にも、そして物事の成り行きに対しても過度な期待をしていません。逆に、メンタルが不安定になっている時というのは、必ずどこかに「期待」が存在しています。そして、その期待が強ければ強いほど、心は不安定になりやすいのです。
自分への期待は「不安」と「追い込み」を生む
例えば自分に対して、「これだけ頑張ったのだから、今回は絶対に合格するはずだ」と強く期待しすぎると、それは不安に変わります。
高い期待を持つということは、自分を追い込むことであり、結果を常に見張ることになります。これは確実に不安につながります。
もし上手くいかなかった場合、自分をひどく責めて自己肯定感を下げてしまいますし、逆に上手くいったとしても、「次はダメだったらどうしよう」という予期不安に襲われます。自分への過度な期待は、自分自身にとって良い結果を生まないことが多いのです。
他人への期待は「振り回される原因」になる
他人への期待も同様です。例えば誕生日の場合、「私は相手を祝ったのだから、私のことも祝ってくれるだろう」と考えてしまうとどうなるでしょうか。
「忘れられたらどうしよう」と不安になり、せっかくの誕生日なのにソワソワして楽しめなくなります。そして案の定、お祝いの連絡が少ないと、「あの人は祝ってくれなかった」と粗探しをしてモヤモヤしてしまうのです。
これは人間関係を歪める原因になります。「こうしてくれるはず」「なぜしてくれないの」と相手に見返りを求め、勝手に見張って騒ぐ側になってしまいます。これでは、自分から相手に振り回されに行っているようなもので、精神衛生上よろしくありません。



