日本の労働運動は、ブルーカラーとホワイトカラーが一体となって団結した戦後の奇跡から始まった。身分や職種を越えて同じ労働者として手を取り合ったが、いまやその理念は崩壊。非正規雇用者は労働組合に入れたくないというのが、団体役員の本音だ。かつての団結の精神は、なぜ失われてしまったのか?※本稿は、法政大学教授の石山恒貴『人が集まる企業は何が違うのか 人口減少時代に壊す「空気の仕組み」』(光文社)の一部を抜粋・編集したものです。
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