大企業のエース、SNSでバズる論客、肩書きと実績にあふれた同世代――社会に出れば出るほど、「自分はああいう“エリート”“天才”にはかなわないな」と感じる場面が増えていきます。子どもの中学受験を考える親御さんも同じで、「うちの子はごく普通だから、トップ層には届かない」と、どこかで線を引いてしまいがちです。 「もっと早く出会いたっかった!」「子どもと夢中になった!」と話題沸騰中の本『たった1日で誰でも開成・灘中の算数入試問題が解けちゃう本』は開成・灘などの有名私立中学の入試問題を、フルカラーのイラストと漫画、先生と小学生の対話形式で解説し、「補助線1本で世界の見え方が変わる」体験を何度も味わえる一冊。この本の著者は、関西屈指の名門、洛星中学・高等学校から慶應義塾大学に進学、現在はDeNAのAIプロダクトマネージャー兼AIエンジニアとして働きながら、算数入試問題の解説YouTubeチャンネル「まなびスクエア」を運営する菅藤佑太氏。本記事では、菅藤氏に「凡人がエリートに勝つ戦略」と、図形問題を通してその感覚を体験できる本書とのつながりについて、話をうかがいました。

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