ニデックが公表した第三者委員会の中間報告は、創業者である永守重信氏を極限まで追い込む衝撃的な内容となり、記者会見は深夜22時過ぎまで続く異例の展開となった。249ページに及ぶ報告書の中で、とりわけ波紋を広げたのが、“秘密工作員”の存在だ。新生ニデックに立ちはだかる壁とは何か。永守氏の今後はどうなるのか。長年、ニデックを取材してきた論説委員が、独自の視点で報告書の核心に迫る。(ダイヤモンド社メディア局論説委員 浅島亮子)
想定より永守氏への厳しい当たり…
報告書から読み解く3つのポイント
――今回の報告書で、浅島さんが特に注目したポイントは?
まずは調査の圧倒的な密度ですね。現役・OB含め319名に計536回、1回2~3時間に及ぶヒアリングを重ねています。メールのフォレンジック調査と合わせ、ターゲットを創業メンバーら永守氏に近い人物に絞り、丹念に証拠を固めていった跡が窺えます。
――創業者の永守氏自身の関与についてはどう書かれていますか?
「不正を主導した事実はなかった」と明記されました。ただ、私が最も驚いたのは、永守氏の指示で動く「特命監査」という存在です。
いわば永守氏直轄の“秘密工作員”で…。
動画のフルバージョンでは、「調査報告書」を詳細に紐解き、第三者委員会が永守氏に厳しく出られる要因となった“秘密工作員”について解説。一方で、踏み込みが甘かった部分やニデック再建に待ち受ける「茨の道」についても独自視点で切り込みます。
今後のニデックは一体どうなるのか。サイトトップの動画をチェック!
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