日本では、「国民皆保険」は空気のように当たり前の存在になっている。だが、その意義や構造が十分に理解されないまま、制度改革の議論だけが進めば、皆保険の根幹が揺らぎかねない。国民皆保険はいかに形成され、何を守り、何を見直すべきなのか。『日本の国民皆保険』の著者である島崎謙治・国際医療福祉大学大学院教授が、医療政策史からその本質と課題を解き明かす。

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