日米の株式市場はAIブームを追い風に高値更新を続けている。日本株も半導体やデータセンター関連を中心に買われ、市場には「新たな産業革命」が始まったとの期待が広がる。だが、その熱狂の一方で、経済全体の成長率や家計所得の伸びには、まだ明確な変化が見えない。株価上昇を支える企業利益の拡大が、GDPや雇用者報酬の伸びと乖離しつつある現実に注目することで、AI投資の果実が誰に分配され、最終的に誰がAIサービスの需要を支えるのかを考察する。

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