文字を手書きすることに強い困難がある「書き障害」をもつ作家・朝野幸一氏。朝野氏は、自身の生きづらさについて考える中で、自身の行動や感覚にも向き合ってきた。「空気を読め」と言われれば言葉通りに受け取り、予想外の出来事が起これば頭の中で必死に“シミュレーション”を始める。周囲には理解されにくい行動にも、本人なりの切実さがあるという。※本稿は、作家の朝野幸一『14歳、字を書けない私が「書く」喜びを手にするまで』(新潮社)の一部を抜粋・編集したものです。

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