言葉が止まったそのとき、相手のなかでは何かが動いているのかもしれない。言いにくいことをどう伝えるか迷い、自分でもまだ形になっていない思いを探している。やがてそこから、本人にも意外な言葉が生まれ、話が深まることがある。人の話を本当に「聴く」とはどういうことなのかを考える。※本稿は、現象学者の村上靖彦『生き延びるための会話 他者と生きることの哲学』(SBクリエイティブ)の一部を抜粋・編集したものです。

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