2026年3月期の通期決算で過去最高益となる連結純利益9003億円をたたき出し、5年ぶりに総合商社業界で首位に立った伊藤忠商事。27年3月期も純利益9500億円とさらなる増益を見込むが、三菱商事が1兆1000億円で首位に返り咲く見通しだ。巨大な資源権益を有する財閥系商社に対し、非資源ビジネスを強みとしてきた伊藤忠はどう優位性を発揮していくのか。今年4月にCFO(最高財務責任者)に就任した中宏之氏に、全分野を底上げする「平均点経営」の戦略や「ROE(自己資本利益率)15%」の水準を維持する成長シナリオを聞いた。

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