日本の近代産業を築いた渋沢栄一は、まだ十分な資金基盤を持たない時期、ある豪商から4000両もの大金を借りました。ところが、そのお金をすぐには使わず、あえて手元に置いていたといいます。なぜそんなことをしたのでしょうか。そこには、商機が訪れた瞬間にすぐ動けるよう「動ける状態」を先につくっておく、渋沢ならではの仕事の考え方がありました。本稿では、書籍『ビジネスメイキング――売上と信頼が積み上がる「仕組みのつくり方」』の一部を抜粋し、「借りる」ことの本当の意味を紹介します。

続きを読む