前回は、CAPM理論などの計算式ではじき出した資本コストをうのみにせず、PERの逆数(株式益利回り)などを通じて「市場のリアルな要求水準」を把握することの重要性を解説した。投資家の目線と自社の認識のズレ(エクイティ・スプレッドの欠落)に気付くことが、資本コスト経営の第一歩である。本稿では、数式に基づいて企業価値を向上させるための「三つの具体的な打ち手」を解説する。

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