いま私たちが当たり前だと思っている日本の企業の姿や、働き方、組織の常識は、最初にそれを形作った設計者や実装者がいる。今回は、野村證券の創業者、野村徳七を取り上げる。株式投資に徹底的な調査と論理を持ち込み、そうした投資にまつわる情報を顧客へ開放することで、個人が投資しやすい環境を整えた人物だ。証券業を「ばくち」から「職業」へ、一部の情報通の「特権」から「インフラ」へと変えることに、野村は生涯を注いだ。

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