私が『史上最大の決断』を書いた目的の1つは、国を統率する政治家のリーダーシップのあり方を描くことにあった。特に、戦時下という危機の時代にどのようにして国家を率いていくのかに着目した。そのための評価基準が、アリストテレスの唱えた「フロネシス」の能力である。これは賢慮とも実践知とも訳される言葉だ。今回は、このフロネシスの能力を備えた「実践知リーダー」の1人として、英国首相チャーチルを取り上げる。
続きを読む私が『史上最大の決断』を書いた目的の1つは、国を統率する政治家のリーダーシップのあり方を描くことにあった。特に、戦時下という危機の時代にどのようにして国家を率いていくのかに着目した。そのための評価基準が、アリストテレスの唱えた「フロネシス」の能力である。これは賢慮とも実践知とも訳される言葉だ。今回は、このフロネシスの能力を備えた「実践知リーダー」の1人として、英国首相チャーチルを取り上げる。
続きを読むアクセスランキング
小倉健一
安田峰俊
鎌田和歌
岩尾俊兵
びーやま
安田峰俊
小倉健一
鎌田和歌
岩尾俊兵
船津 徹
枝久保達也
小川晶子
折茂肇
諸星陽一
鎌田和歌