スマートフォンが爆発的に普及する一方で、ビジネス層を中心に根強い人気を誇るのがハイスペックなノートPC。今回、元陸上選手として400mハードルの日本記録を保有し、現在はベンチャー支援など事業家としての側面も持つ為末大氏に、日本HPの最新モデル「HP Spectre x360」を試用してもらった。ワークスタイルの変化が進む中でのこれからのノートPCのあるべき姿なども含めて、日本HPのプロダクトマネージャー、岡﨑和行氏と語り合った。

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岡﨑 早速ですが、為末さんは普段PCなどの情報機器をどのように使っていらっしゃいますか。

為末 いま使っているのは、スマホと「MacBook Air」です。毎週2、3日は外回りのようなことをしているのですが、その際はいつもAirをカバンに入れて持ち歩いています。その意味では、軽さは重要ですね。

岡﨑 スマホだけではなくノートPCも持ち歩いているというのは、どういった必要からなのでしょうか。

為末 基本的に、メールチェックや原稿書きなど、常時何かしら書いていますから、タイピングの際のキーボードが不可欠なのです。以前はタブレット端末も持っていたのですが、どうしても打ちづらくて。タブレット用のキーボードは「押した感」がないですよね。それが不満で、またノートPCを持ち歩くようになりました。

岡﨑 今回はカナダ出張中に「HP Spectre x360」を試用していただいたそうですね。ご感想を聞かせていただけますか。

為末 まず感じたのは、キーボードが打ちやすくて書きやすいこと。あと、屋外でPCを使う機会があったのですが、自然光の中でも画面が見やすい感じがしました。

岡﨑 強い日差しの中では画面が見づらくなりがちですが、「HP Spectre x360」は視認性を重視して、バックライトが非常に明るいディスプレイを使っています。