無料カウンセリングから入会までの流れ
プログリットではまず、無料カウンセリングを受けます。その上で、入会するかどうかを決める、という流れになっています。
無料カウンセリングの予約方法
- 公式サイトのトップまたは各コースページにある「無料カウンセリング」ボタンから申し込みフォームへ進みます。
- 名前・メールアドレス・電話番号・希望校舎(またはオンライン)・第1〜第2希望日時などを入力し、送信します。
- 後日、メールや電話で日時確定の連絡が来て、そこで予約完了です。
無料カウンセリング当日の内容
無料カウンセリングの時間は約60~90分で、英語力診断、学習目的・現在の勉強状況のヒアリング、最適コースと学習プランの提案があります。
カウンセリングは専任のカウンセラーが担当します。
- 英語力の診断:現在の単語力や文法などの基礎レベルをチェックします。
- 課題の特定とメソッド説明:なぜ英語が聞き取れないのかといった原因(音声知覚の課題など)を分析し、それを解決するためのシャドーイングなどのトレーニング法について説明を受けます。
- 最適なプラン提案:受講生の目標が「3カ月で達成可能か、あるいは1年かかるか」といった点をプロの視点からズバッと判断し、目標に合わせた期間やカリキュラムを提案します。
コンサルタントのマッチング
カウンセリングでの実際のコミュニケーションや事前の性格診断結果をもとに、専任コンサルタントが選定されます。受講生の性格や求めているものに合わせて、受講者の意向に沿った担当者が割り当てられる仕組みです。
なお、カウンセラーは全社で120人程度います。
入会の決定
プログリットは、カウンセリングを受けた当日に入会を申し込むと、受講料が2万円(税抜)割引になる「今すぐ割」を用意しています。約7〜8割がその日のうちに契約を決定していると言います。
入会後のフォロー体制 専任コンサルタントの役割とは
専任コンサルタントはどこまで伴走してくれる? 面談・添削などサポートの実態
プログリットの専任コンサルタントによる伴走は、学習プランの立案から日々の進捗管理、週に一度の面談に至るまで、受講生が「学習を習慣化」し、迷いなく継続できる環境の構築を支援します。
具体的なサポートの実態は以下の通りです。
- 毎日の進捗管理とLINEによる徹底フォロー
- シャドーイングの毎日添削
- 週に1回の週間面談(60分)
- 精神的なサポート
このように、コンサルタントは受講生が「自走」できるようになるまで、量と質の両面から強力にサポートし続けています。LINEによる進捗管理とサポートは、一日に10通にも及ぶこともあるといいます。
カリキュラムは本当に一人ひとり違うの?
プログリット渋谷校マネージャーの佐川奈津美さんは、「プログリットのカリキュラムはフルカスタマイズなので、一人として全く同じものはないです」と説明します。さらに、「仮にトレーニングの内容が一緒だったとしても、お客様の弱点は人それぞれ違うので、そこにかける時間配分や進み方も受講者の方によって変わってきます」(佐川さん)とのことです。
コンサルタントとのリアルタイム共有
プログリットでは、アプリに入力した学習記録が専任コンサルタントにリアルタイムで共有されます。これにより、受講者は「見られている」という適度な緊張感を持つことができ、学習が計画通りに進んでいない場合は、LINE等でフォローが入ります。この仕組みが、一人では挫折しがちな長時間の学習を支える大きな要因となります。
さらに、プログリットには毎日のシャドーイング添削もあります。アプリから1日1回録音音声を提出すると、翌日にはコンサルタントからの具体的な添削結果(良かった点・改善点)が届くため、毎日の成長を実感しながら進めることができます。
プログリットのプログラムと教材は? 弱点に合わせた学習内容をチェック
一人ひとりに合わせて変わるカリキュラム
プログリットのカリキュラムは、完全オーダーメイドであり、教材は主に専用アプリを中心に構成されています。
具体的には、初回のカウンセリングで行う複数のテスト(リスニング、スピーキングなど)を通じて、英語学習のステップのどこに課題があるかを特定し、それらを解決するための個人専用メニューを作成します。その上で、週に1回の面談でテストを行い、進捗に合わせて週単位でカリキュラムを調整します。
主な教材はアプリ
プログリットは、シャドーイング(音声知覚の自動化)で専用アプリを使用します。専用アプリはスケジュール管理や学習記録、音声提出、コンサルタントによる毎日の添削という多様な機能があります。
リスニングが苦手な人は何をやる? 音声知覚を鍛える学習とは
プログリットのメソッドでは、リスニングが苦手な原因を「音声知覚」と「意味理解」という2つのステップのどこに課題があるかを分析し、それぞれに合わせたトレーニングを行います。リスニングが苦手な人は、アプリによるシャドーイングを行います。
シャドーイングと併せて、1日30分程度の単語学習を行い、聞き取れる単語のバリエーションを増やします。そもそも聞き取るための基礎知識が不足していると音声知覚も意味理解も成立しないからです。
このように、まずはシャドーイングを最優先して「音を拾う」負担を減らし、並行して英読で「意味を取る」スピードを上げることで、リスニング力を総合的に引き上げていきます。
スピーキングが苦手な人はどう鍛える? 口頭英作文と単語学習の役割
スピーキングが苦手な方の多くは、頭の中にある知識を「引き出す速度」に課題を抱えています。プログリットでは、スピーキングを「概念化」「文章化」「音声化」の3つのプロセスに分解。特につまずくポイントとなりやすい「文章化」を鍛えるために口頭英作文と単語学習を組み合わせたトレーニングを推奨しています。
口頭英作文は、スピーキングのプロセスにおける「文章化(英語を組み立てる力)」の処理速度を上げるために行われ、単語学習はスピーキングの土台となる「知識データベース」を拡充する役割を担います。
このように、単語学習で「武器(知識)」を増やし、口頭英作文でその「武器を使いこなすスピード」を上げることで、スピーキングの苦手意識を克服していきます。
アプリで進捗管理と学習を見える化
プログリットの専用アプリは、学習の計画から実行、記録までを「一つのアプリで完結」できる点が大きな特徴で、受講生が迷いなく学習を継続できる仕組みになっています。
アプリ上で「何の学習を」「何分間やるか」を分単位で詳細に設定できるのが特徴です。例えば通勤時間の2時間や、始業前の30分〜1時間、昼休みの30分といったように、日々の隙間時間を活用したスケジュールを可視化できます。
さらに、アプリを見れば「今、何をすべきか」がひと目でわかるため、学習を始める際のハードルが下がります。アプリで学習記録をつけることにより、自分の頑張りが定量的なデータとして可視化されることも大きなメリットです。
プログリットの無料カウンセリングを記者が体験 60分で弱点はどこまで見えた?
ここからは実際に、筆者が体験した60分間の無料カウンセリングによる診断結果や、専任のカウンセラーによるアドバイス、作成してもらったカリキュラムまでをレポートします。
英語を使ってしたいことを明確化する
最初のパートでは、筆者が「今後どのように英語を使っていきたいのか」「英語を使って何を達成したいのか」という最終的なゴールを細かく聞かれました。
筆者の場合は、仕事で外国の方とやり取りする場合の通訳を介さないコミュニケーション、人脈作り、大使館や立食パーティーでの雑談、海外在住で英語ネイティブの親戚との電話やメッセージのやり取りができるようになる、といった目標を明確にしました。
現状の英語力把握・分析と、カリキュラムの提示
プログリットの無料カウンセリングでは、現状の英語力の課題を分析するために、スピーキング、リーディング、リスニングといった多角的な種類のテストがフルで行われます。
筆者が受けたのは、以下の5つのテストでした。
- ディクテーション:流れてくる英語の音声を一度だけ聞き、聞こえてきた単語を書き取るテスト
- 要約:短めの英語音声を一度だけ聞き、その内容を日本語で要約して伝えるテスト
- 単語テスト:提示された単語を読み上げ、その意味を即座に答えるテスト
- 口頭英作文:コンサルタントが読み上げる日本語の文章を、瞬間的に英語に直して発話するテスト
- 1分間スピーチ:特定のテーマに沿って、1分程度英語で話し続けるテスト
記者の弱点はどう分析された?
テストの結果、筆者の英語における課題を3つ、カウンセラーから指摘されました。
1.リスニング:音声が理解できない
筆者のリスニングテストでは、単語を拾うのに必死なため、聞き取れた一部の単語から内容を推測せざるを得なかったり、単語を追っているうちに会話が終わって内容が頭に残らなかったりしました。テスト中は単語を拾うのに必死で、意味理解まで追いつかないという背筋も凍る思いをしました。
耳から入った音を一語一句正しく認識することがうまくできていないとの指摘を受けました。
2.スピーキング:文章化ができない
スピーキングでは、単語をいくつか発しただけで、全く文章化ができないという惨憺たる結果に。自分の考えを英語の文章に組み立てる「文章化」がボトルネックとなっています。
カウンセラーの分析では、単語や文法の知識(データベース)は一定程度(中1〜中2レベル)持っているものの、それらをアウトプットできていないとの分析を受けました。
3.語彙力不足
語彙力については、基礎的な単語は理解できていますが、ビジネスシーンで使用される難易度の高い単語については、聞いたことはあっても意味を思い出せない単語もちらほらありました。
結論として、筆者の英語力では「音を拾うことに脳を使いすぎていることなどにより、言葉が出てこない状態」だということが明確になりました。
このため、リスニング向上のための「シャドーイング(音声知覚の自動化)」と、スピーキング向上のための「口頭英作文(文章化の高速化)」が最優先の課題として提示されました。
どんな学習プランを提案された? 毎日2時間想定のカリキュラム例を紹介
最後のまとめとして、カウンセラーからは科学的な分析に基づき、特に弱点とされた「音声知覚」と「文章化」を重点的に強化するオーダーメイドの学習プランが提案されました。
具体的なトレーニング内容と役割は以下の通りです。
- シャドーイング(毎日30分):リスニングの最大の課題である「音を拾う負荷(音声知覚)」を減らし、内容理解(意味理解)に脳のリソースを割けるようにする
- 口頭英作文:スピーキングの際に脳内データベースから知識を引き出すスピードを上げ、言葉が詰まる状態を解消
- 単語学習(毎日30分):表現の幅を広げるための知識データベースを拡充
- 英読:英語を語順通りに左から右へ理解する癖をつけ、返り読みをせずに意味を捉えられるようにする
- 1分間スピーチ / オンライン英会話(週末30分):「何を言うか」をまとめ論理的に話す力を養う。これは会食やパーティーでの会話のネタを蓄積する練習にもなる
なぜオンライン英会話を多用しないのか?
オンライン英会話スクールを多くの人が利用しており、料金も昔よりはかなり安くなっている中で、プログリットはオンライン英会話をトレーニング内容に積極的には組み込んでいません。
プログリットの説明によれば、「オンライン英会話は練習試合のようなもの。その前に試合をするための筋肉が足りていないのであれば『筋トレ』が必要」(佐川さん)との考えから、オンライン英会話を全員には課していないとしています。
またオンライン英会話は、コミュニケーション力だけで会話が成立してしまうこともあり、結局英会話が上達しない可能性もあります。そのためまずはインプット中心に進めています。
なお、人によって週末のトレーニングでオンライン英会話を取り入れています。オンライン英会話は3社(DMM英会話、ネイテティブキャンプ、キャンブリー)と提携しているため、割引料金で利用できます。
カウンセリングを受けて感じた率直な印象
カウンセリングを受けて筆者がまず感じたことは、「英語は楽には身につかない」という厳しい現実と覚悟です。「英語は努力しないと絶対にできるようにならない」という前提があり、1日3時間の学習が求められることにも納得しました。
また、「単語アプリを毎日やっていたらなんとなく伸びる」といった考えは禁物で、本気で英語力を伸ばしたいなら相応の努力が必要であると再認識させられました。
カウンセリングを受けた今では、プログリットは英会話スクールとは異なり、「英語のパーソナルトレーニングジム(筋トレ)」に近い印象を持っています。その厳しさの象徴として本田圭佑氏が起用されていますが、単なる広告塔ではなく、彼自身が「7年間プログリットでの英語学習を継続している最もストイックな受講生の一人である」という話に驚きました。
まさに、英語学習はトレーニングだと思います。
どんな人が受講しているのか?
「多いのは30、40代のビジネスマン。仕事で使うため、短期間で英会話を上達させたいというケースが多いです。半年後に海外赴任することになった、上司が外国人になったなど、必要に迫られて来校される人が多いです。キャリアアップのために、という人も2割くらいいるでしょうか。子供をインターナショナルスクールに行かせたいが、その入試面接で英語が必要という人もいました」(佐川さん)と、様々な人がいるようです。
カウンセリングを受けた人の80%近くが受講を決めるとのこと。さらに、「50~60%の人が継続して受講されます。長い人だと3年目の人もいます。出戻りの人もいます」(佐川さん)とのこと。コンサルタントとの相性だけでなく、効果を実感できるからこそ長期で通われる受講者が多いようです。
プログリットのコースと料金
プログリットのどのコースも、専任コンサルタントによる徹底した進捗管理と学習アドバイスが含まれます。
コース内容
| コース | 内容 |
|---|---|
| ビジネス英会話コース |
実践的なスピーキング力の向上に特化。 |
| 初級者コース |
中学・高校レベルの基礎から固めたい方向け。 |
| TOEIC L&R TESTコース |
短期間でのスコアアップを目指す。 |
|
TOEFL iBT TEST / IELTSコース |
海外大学進学や移住を目指す方向け。 |
料金体系
| コース | 料金 | |||
|---|---|---|---|---|
| 2カ月 | 3カ月 | 6カ月 | 12カ月 | |
|
ビジネス英会話コース 初級者コース TOEIC L&R TESTコース |
457,600円 | 632,500円 | 1,190,200円 | 2,299,000円 |
|
TOEFL iBT TEST / IELTSコース |
ー | 665,500円 | 1,223,200円 | 2,332,000円 |
|
※参照: プログリット公式サイト。2026年4月時点。表は税込料金。入会金55,000円を含む。 ※オンライン英会話サービス(外部サービス)を利用する場合は、別途月額3,500円〜10,000円程度かかる。 |
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ポイント
3カ月プランが最も人気です。一見高額に感じますが、1日3時間の学習を徹底サポートするため、密度は非常に濃いです。
その他の制度
- 一般教育訓練給付制度:厚生労働大臣指定の対象コース(3カ月プラン等)を受講し修了すると、最大10万円がハローワークから支給されます。
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受講料が2万円オフになる割引制度:「今すぐ割」「ともだち割」「リスタート割」「学生応援割」の4つの割引制度があります。ただし併用はできません。
- 30日間全額返金保証:受講開始から30日以内であれば、いかなる理由でも全額返金が受けられます(入会金を除く)。
- 分割払い:最大36回までの分割払いが可能で、月々1万円台から受講を開始することもできます。
まとめ プログリットは伴走と弱点分析で英語学習を前に進めたい人向け
プログリットは単に「英語を教わる」場所ではなく、科学的な分析に基づいた効率的な学習方法と、それをやり抜くための徹底した管理を求める人に向いたサービスです。
「科学的な現状分析による課題の特定」、「弱点に特化したトレーニング」、そして「徹底した習慣化のサポート」という3つの柱があるからです。プログリットは、受講生が英語を使って「最終的に何を達成したいのか」を深く掘り下げることからスタートします。
「なぜ英語ができないのか」を論理的に知りたい人や、自分専用のメニューが欲しい人など、今の自分に最も必要なトレーニングをピンポイントで提示してほしい人に適しています。
プログリットは、単に英語を教えるスクールではなく、学習効率と習慣化を最大化させるコーチングサービスではないでしょうか。
