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2017年4月10日公開(2017年4月10日更新)
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ザイ編集部

元本保証で、換金しやすく、金利も比較的高い、
投資初心者におすすめの「安全な金融商品」を紹介!

絶対に資産を減らしたくないという人にピッタリの、元本保証の「安全な金融商品」をプロが伝授!

ダイヤモンド・ザイ5月号では、投資の初心者に向けた特集「貯める&増やす投資入門」を掲載しているが、今回はその中から、「これならできる。『安全な商品』教えます」のパートを抜粋して紹介。

お金を増やしたい気持ちはあっても、「元本が減ることは耐えられない」と感じる人は多いだろう。また、リスク耐性がある人も、運用資金の一部は、万一に備えて元本保証かつ換金しやすい状態で保持することが重要となる。そこで、可能な限り利回りの高い元本保証の商品を、その道のプロであるファイナンシャル・プランナー(FP)にアドバイスしてもらった。

ネット銀行の普通預金は、都銀の金利の100倍超」も!

 元本保証で利回りが比較的高い金融商品を探している投資初心者には、「ネット銀行の預金」と「個人向け国債」の2つがおすすめだ。

 まず、ネット銀行の預金のほうから紹介していこう。

 あなたは「超低金利だからしょうがない」とあきらめて、預貯金をメガバンクなどの普通預金に預けっぱなしにしてはいないだろうか。現状、メガバンクの普通預金の金利は「0.001%」で、ほとんどないに等しい。だからこそ、「ちょっとでも利回りの高い預貯金などにお金を移すことは、非常に大切です。そうした手間をかけた分だけ、利息は確実にアップします」と、FPの深野康彦さんは話す。

 そこで注目したいのが、ネット銀行だ。ネット専業の銀行(一部は店舗あり)は、店舗での営業が中心のメガバンクなどと違い、店舗の運営費用などがかからない分だけ利息が高い。また、ネット銀行の普通預金の金利では、同グループの年会費無料のクレジットカードの保有や、ネット証券の口座開設(無料)で、普通預金金利がメガバンクの100倍以上になるケースもある。

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 もちろん、金利が高いのは普通預金だけではない。「ネット銀行は、メガバンクなどと比較すると、定期預金もズバ抜けて高金利。複数のネット銀行に少額ずつ預ければ、必要な分だけを解約できるのでムダもありません」(FP・やがら純子さん)

 しかも、定期預金とはいえ、通常「1カ月」から預けられるため、短期間での引き出しも可能。最短の預入期間が「2週間」という定期預金もあり、使い方次第で期間を選べる。

 ネット銀行は、口座開設がネットで完結し、入出金もコンビニなどのATMでOK。また、常に高い利率を狙うなら、こんな手もある。まず、複数のネット銀行に口座を開く。そして、たとえば1カ月ものの定期預金に預ける場合なら、1カ月に一度、各行の金利を比較して高金利の銀行を選び、資金を移し替えていくのだ。多少手間はかかるが、少しでも高金利を狙いたい「行動派」にとって、ネット銀行の預金は便利な存在といえるだろう。

カードや証券口座の開設が面倒な人は定期預金もアリ

 どうせ預けるなら、少しでも預金金利の高いネット銀行を選択したいところ。では、なかでもどのネット銀行がお得なのだろうか。

 いつでも引き出し可能な普通預金でも「イオン銀行」の普通預金金利は、なんと0.12%だ(※年会費無料のクレジットカードの「イオンカードセレクト」の保有が条件)。

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【イオン銀行の金利・手数料・メリットは?】イオン銀行利用者は「イオンカードセレクト」が必須普通預金が定期預金並みの金利0.12%にアップ!

 次に金利が高いのが「楽天銀行」で、0.10%となっている(「楽天証券」に口座を開き、「マネーブリッジ」の申し込みが必要)。

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 「イオン銀行」も「楽天銀行」も、高金利を享受するには一定条件を満たす必要がある。ただ、どちらも年会費や手数料はゼロなので、ぜひとも条件をクリアして高金利を狙いたい。

 一方でネット銀行の定期預金金利は、高くても前述の「イオン銀行」や「楽天銀行」の普通預金金利並みという水準になっている。ネット銀行で高い金利が適用されるには、クレジットカードや証券口座の申し込みが必要な場合も多いため、それらが面倒な人は預けたい期間ごとに各ネット銀行の金利を比較して、定期預金を選択するのがいいだろう。

 以下の表は、代表的なネット銀行の普通預金と定期預金の金利をまとめたものなので、チェックしてみてほしい(※なお、今回は預けて増やすことを目的にしているので、振込手数料などは勘案していない)。

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「普通預金」金利の高さで選ぶ!おすすめネット銀行ランキング!
「定期預金」金利の高さで選ぶ!おすすめネット銀行ランキング!

【主なネット銀行の普通預金&定期預金の金利】
普通預金金利
(年率・税引前)
定期預金金利(年率・税引前)
預金金額 1カ月 3カ月 6カ月 1年
◆イオン銀行
0.120% 1万円以上1円単位 0.030% 0.050% 0.070% 0.100%
【備考】普通金利は年会費無料のクレジットカード「イオンカードセレクト」を持っている場合。持っていないと0.02%。
◆新生銀行
0.001% 1000円以上1円単位 0.010% 0.010% 0.010% 0.010%
【備考】2週間満期預金は0.050%(50万円以上)。新規口座開設時のみ3カ月0.500%。6カ月0.100%。
◆ソニー銀行
0.001% 1万円以上1円単位 0.010% 0.010% 0.050% 0.050%
◆住信SBI銀行
0.010% 1000円以上1円単位 0.020% 0.020% 0.020% 0.020%
【備考】普通金利はSBI証券に口座を開いている人画利用できるSBIハイブリッド預金の金利。通常の金利は0.001%。
◆じぶん銀行
0.01% 1円以上1円単位 0.030% 0.040% 0.030% 0.050%
【備考】新規口座開設時のみ3カ月の円定期預金金利が0.300%。
◆楽天銀行
0.100% 1000円以上1円単位 0.020% 0.100% 0.020% 0.030%
【備考】普通預金の金利は楽天証券とのマネーブリッジ利用の場合。7日の定期預金金利は0.020%、14日は0.020%(10万円以上)。
◆大和ネクスト銀行
0.005% 10万円以上1円単位 0.080% 0.100% 0.100% 0.100%
【備考】大和ネクスト銀行と大和証券の両方に口座開設(大和のツインアカウント)が必要。
◆ジャパンネット銀行
0.010%(100万円未満)
0.015%(100万円以上)
1万円以上1円単位 0.020% 0.020% 0.020% 0.020%
◆オリックス銀行
0.020% 100万円以上1円単位 0.100% 0.120%
【備考】eダイレクト定期預金の金利。2週間定期預金は0.100%(50万円以上)。
◆セブン銀行
0.001% 1万円以上1円単位 0.025% 0.025% 0.025% 0.030%

国が元本と利息を保証する「個人向け国債」も魅力的!

 さて、ここまでネット銀行の預金について見てきたが、元本割れしない商品として、もう一つ注目したいのが、「個人向け国債(変動10年)」だ。ここからは、個人向け国債(変動10年)について紹介していこう。

 「個人向け国債は、一般的にはリスクのある債券の一つなのですが、日本という国が元本と利息を保証しているため、元本保証と言っていい魅力的な商品です」(やがらさん)

 個人向け国債は、1万円単位で買え、半年に1回利息が付く。基本的に、国が破綻しない限りは元本割れすることはない。証券会社、銀行、信託銀行、農協、郵便局、信用組合、信用金庫、労働金庫など、身近な金融機関での購入が可能で、毎月発行されている。「毎月募集があるので、積み立て感覚で数万円ずつ購入するのもおすすめです」(やがらさん)

 個人向け国債には「固定3年」「固定5年」「変動10年」という3つの種類がある。「固定」は「固定金利」、「変動」は「変動金利」が適用されることを示し、「●年」とあるのは満期までの期間だ。必ずしも満期まで保有し続けなければならないわけではなく、買ってから1年経過後は、1万円単位で換金することもできる。また、適用される金利は、募集のタイミングによって変わるものの、3タイプいずれも最低金利は0.05%と定められている。

個人向け国債(変動10年)なら、
金利上昇にも対応できておすすめ!

 3タイプのうち、おすすめは「変動10年」だ。現在の日本の金利は超低金利のため、今後金利が上がることはあっても、下がることはほとんど考えられない。にもかかわらず「固定型」を買うと、適用金利は当初決められたもので固定されるため、世の中の金利が上昇しても、指をくわえて見てるだけという状況になりかねないのだ。

 一方、「変動型」は実勢金利の上昇に合わせて金利がアップする。つまり、「変動10年」なら、買った後はほったらかしにしていても、自動的に金利アップに追随してくれるため、忙しい人にもピッタリ。それも含め、個人向け国債(変動10年)のメリットをまとめると、以下のようになる。

【メリット1】
日本政府が元本と利息を保証

国債の発行体は信用度の高い国(日本政府)なので安全性が高く、流通量も多いのが特徴。満期になったときの元本返還、半年ごとの利息の支払いを国が責任を持って行なうので、日本の財政が破綻しない限り、安全な商品と言える(※固定型・変動型共通のメリット)。

【メリット2】購入も換金も1万円単位でOK
「1万円以上1万円単位」という少額から購入することが可能。1年経過後は1万円単位で換金することもできる。たとえ満期前に換金しても、投資した額の元本と直近2回分を除いた利息が保証されているので安心(※固定型・変動型共通のメリット)。

【メリット3】金利の下限は年率0.05%
最低金利が0.05%と定められているので、今後どんなに実勢金利が低下しても0.05%の利息がもらえる。ある程度の金額で、すぐ使う予定がないのなら、低金利の銀行預金から個人向け国債に切り替えたほうがお得だ(※固定型・変動型共通のメリット)。

【メリット4】金利の変化に半年ごとに対応
実勢金利の動きに応じて、半年ごとに適用利率が変わる。日本の景気が良くなることで金利が上昇する可能性が高い今は、金利は一定のままの固定金利に比べ、金利上昇に自動的にしっかりついていけるのが大きなメリットに(※変動型のメリット)。

【メリット5】キャンペーン時は金利がアップ
金融機関によっては、対象金額に応じたキャッシュバックキャンペーンがある。「変動10年を100万円以上200万円未満の購入で2000円キャッシュバック」など、かなり高利回りのケースも。個人向け国債自体はどこで買っても同じなので、キャンペーンに注目するのもアリだ(※固定型・変動型共通のメリット)。

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 さて、ここまでダイヤモンド・ザイ5月号の特集「貯める&増やす投資入門」のなかから、「ネット銀行の預金」と「個人向け国債」について、抜粋して紹介した。ダイヤモンド・ザイ5月号では、他にも金や投資信託など、注目の金融商品を多数紹介。多少リスクを取って資産運用をしていきたいという人にも、参考になるはずだ。

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 別冊付録は、知っていると知らないでは生涯で数百万の差がつく「節税ガイド2017」。今さら聞けない相続や贈与、NISA、確定拠出年金、ふるさと納税を使った節税の方法をわかりやすく説明している。

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