米ライドシェア大手リフトのビジネスは快調に走り始めたようだ。ただ、株価はしばらく駐車したままかもしれない。リフトが7日発表した4-6月期(第2四半期)決算は好調だった。アクティブライダー(訳注:四半期に1回以上リフトを使ったユーザーの数)、アクティブライダー1人当たりの売上高がいずれも市場予想を上回った。総売上高は8億6700万ドルと、市場予想の8億0900万ドルを優に超えた。重要なのは、リフトの利払い・税引き・償却前(EBITDA)ベースの損益が赤字ながらも、赤字幅が予想よりかなり小さかったことだ。同社はまた、2019年通期の売上高見通しを従来予想より引き上げ、EBITDAベースの通期損失は昨年より縮小するとの見方を示した。
リフト好発進も株価は止まったままか
競争圧力が和らぐ半面、ロックアップ終了が重荷に
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