クレジットカード活用術
2017年3月28日 菊地祟仁

神社仏閣で特別体験ができるクレジットカードとは?
「鹿島神宮」の非公開エリアに入れるカードのほか、
「圓徳院」の特別ラウンジを利用できるカードも紹介

 和歌山県にある高野山真言宗の総本山、金剛峯寺でクレジットカード決済が導入されると発表されました。拝観料だけでなく、御守・御札の授与もクレジットカードで決済できるようになるそうです。

「神社仏閣でクレジットカード?」と思われるかもしれませんが、2020年の東京オリンピックに向けて、さらに外国人観光客が増えていくでしょう。そうなると、神社仏閣などでもクレジットカード決済は大幅に増えていくと思われるので、今後は他の神社仏閣でもクレジットカード決済が導入されるのではないでしょうか。

 今回は、ただクレジットカード決済ができるだけでなく、神社仏閣で特別な体験ができるクレジットカードを紹介したいと思います。それが「鹿島神宮カード」です。

神社で初めてのクレジットカードとなる
「鹿島神宮カード」が2016年末に発行開始!

「鹿島神宮」と「エムアイカード」の提携クレジットカード「鹿島神宮カード」は、2016年末頃から発行が開始されました。

 年会費5000円(税抜)の一般カードと、年会費1万円(税抜)のゴールドカード、さらに一般カードの「相川七瀬デザインカード」という3枚がラインナップされています(家族カードの年会費も本会員と同額)。

「鹿島神宮カード」のラインナップは3種類。
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 なぜ「相川七瀬デザイン」なのかを確認したところ、相川七瀬さんが鹿島神宮を崇敬しているということで、クレジットカードのデザインを行ってもらったとのことです。

 この「鹿島神宮カード」は、一般カードで200円につき1ポイント、ゴールドカードで100円につき1ポイントと、「エムアイカード」と同じポイント制度となります。ただし、貯まるポイントは「鹿島神宮ポイント」となり、5000ポイントが貯まる毎に自動的に鹿島神宮に寄付されます。従って、「お得」かどうかで考えると、お得ではありません。

 しかし、「鹿島神宮カード」を保有するメリットもあります。

「鹿島神宮カード」を保有していれば
鹿島神宮で神職による御神木の案内が受けられる!

「鹿島神宮カード」には、4つの特典が用意されています。

特典1:お祓い済みのクレジットカードが届く

 こちらがお祓い済みのクレジットカードです。

 カードに入会してからお祓いをするのではなく、入会前にお祓いしたカードを「エムアイカード」から配送するという流れのようです。従って、「エムアイカード」と言っても三越伊勢丹で即時発行はできず、オンライン申し込みがおすすめです。

特典2:毎年、カード更新時に返礼品が届く
 初年度はお祓い済みのカードが送られますが、2年目以降は年会費を払った後に返礼品が届くようです。どのようなものが送られるのかを確認しましたが、現時点で内容は未定とのことでした。

 また、5000ポイント貯まる毎に自動的にポイントが寄付されますが、寄付が行われたときにも返礼品が贈られます。どのような返礼品があるのかを確認しましたが、こちらも現時点では未定とのことでした。まだ5000ポイントの達成者がいないためでしょうか。

 5000ポイントの返礼品と、年会費を支払ったときの返礼品は同じものなのか、別のものなのかを聞いた所、別のものを検討しているとのことでした。

特典3:神職による「鹿島神宮」の非公開エリアの案内

「鹿島神宮カード」があれば、通常は非公開エリアにある御神木の説明を受けられる
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「鹿島神宮カード」の保有者は、神職による鹿島神宮の非公開エリアにある御神木の案内をしてもらうことが可能です。

 授与所または社務所に行き、「鹿島神宮カード」の特典を利用したいことを告げると案内をしてもらえます。

 最初にお祓いしてもらい、非公開エリアに行きます。そこで、御神木や本殿などの説明が5~10分程度あります。樹齢1300年とも言われる御神木は、大人10人程度で手を繋いで囲めるかどうかという大きさのようです。

 御神木は高さもあるため、拝殿の前からも見ることもできますが、やはり間近で見るのとは違います。

特典4:「鹿島神宮」の宝物館の入場料が無料に
 宝物館には、国宝に指定されている刃長が約220cmの「直刀」や、鎌倉幕府を開いた源頼朝が奉納した馬に添えられた国重要文化財の「鞍」などのお宝を見ることができます。

 宝物館は写真撮影が禁止されているため、今回は鹿島神宮にお願いして写真データを特別に提供してもらいました。これが「直刀」です。

「鹿島神宮」の宝物館に展示されている「直刀」。「鹿島神宮カード」なら宝物館の入場料も無料になる。
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 写真だと、いまいち迫力がないのですが、実物はかなりの迫力があります。刃長だけで電話ボックスの高さと考えてみてください。

 さらに、展示品の前には同じ長さ・重さのレプリカがあり、持ち上げることが可能です。これを操れるのは“超サイヤ人”くらいではないかと感じるほどのサイズです。

 宝物館の入場料は通常、大人300円、中学生以下は100円となりますが、「鹿島神宮カード」を受付で提示すると無料で入場が可能です。

「鹿島神宮カード」のほかにも、神社仏閣で特典が受けれらるクレジットカードがあるので紹介しましょう。

高台寺塔頭 圓徳院の京都特別観光ラウンジを利用できる
「アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード」

「アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード」以上のクレジットカードを保有していると、京都にある高台寺塔頭のひとつ、「圓徳院」にある「京都特別観光ラウンジ」が利用できます。

アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード
還元率 0.3~1.0%
おすすめクレジットカード!アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード
発行元 アメリカン・エキスプレス
国際ブランド アメリカン・エキスプレス
年会費(税抜) 2万9000円(初年度無料キャンペーン中)
家族カード(税抜) あり(1人目は年会費無料。2人目から1万2000円)
空港ラウンジ 国内 国内主要28空港(カード会員+同伴者1名が無料)
海外 プライオリティ・パス
(本人+家族会員にスタンダード会員資格付帯。年2回は利用料無料、3回目以降は1回27米ドル)
旅行保険 国内 最高5000万円(利用付帯、最高1000万円の家族特約あり)
海外 最高1億円(うち5000円が自動付帯、最高1000万円の家族特約あり)
アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カードの公式サイトはこちら!

【※関連記事はこちら!】
アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カードは、本当は“ゴールド”ではなく“プラチナ”だった!? 日本初のゴールドカードの最高水準の付帯特典とは?

 高台寺は豊臣秀吉の冥福を祈るために、秀吉の正室・北政所が建立し、その塔頭の一つで北政所が晩年を過ごしたのが「圓徳院」です。

「圓徳院」にある「京都特別観光ラウンジ」の入り口。無料で飲み物がもらえ、休憩することができる
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「京都特別観光ラウンジ」の入り口は、「圓徳院」の通常の拝観受付からの入室ではなく、かなり入り組んだ場所にあります。入り口がわからない場合は、通常の拝観受付で対象クレジットカードを提示すると案内してもらえます。

 とても風情がある入り口で、入り口に設置されている鐘を鳴らすと受付の方が来てくれ、対象クレジットカードを提示すると、休憩室に案内されます。

 休憩室では飲み物をいただくことができます。夏は冷たい飲み物、冬は宇治茶など日ごとに変わるようです。器には豊臣秀吉の家紋が描かれています。

 休憩後は「圓徳院」の拝観が可能です。特に、休憩は何分までという指定はないため、かなりゆっくりすることができます。拝観料は、通常大人が500円、中高生が200円ですが、「京都特別観光ラウンジ」利用者は無料です。

 対象クレジットカードで入室できるのは同伴者を含めて4人。家族カードでも利用できるので、本会員と家族カード会員がいれば合計8人まで利用することが可能です。

 なお、一般の「アメリカン・エキスプレス・カード」や「アメリカン・エキスプレス・スカイ・トラベラー・カード(プレミア含む)」など対象外のクレジットカードもありますが、「デルタ スカイマイル アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード」など、「アメリカン・エキスプレス」が発行するゴールドカード以上のカードであれば対象になる場合が多いです。対象のクレジットカードかどうかは利用前に「アメリカン・エキスプレス」に確認したほうが良いでしょう。

「圓徳院」は京都駅からはタクシーで10~15分程度なので、対象クレジットカード保有者が京都観光をする際には、ぜひ一度、利用してみてください。

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アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード
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