2016.4.21 がんばれ「ロボホン」!シャープ復活の象徴は売れそうにない新製品 先週シャープが発表したロボット型スマートフォン「ロボホン」は、あまり売れそうにない新製品だ。しかしこうした製品が出てくる土壌こそ、同社の強みだと筆者は考える。鴻海傘下で復活を目指すシャープは、どんな戦略を持つべきか。
2016.3.23 東芝が発表した構造改革は「コアコンピタンス経営」と言えるのか? 3月18日に発表された東芝の事業計画では、家電・PCの売却によるBtoCビジネスからの撤退が構造改革の柱とされた。東芝にとってこの施策は理想的な「選択と集中」と言えるのか。同社が目指すコアコンピタンス経営に漂う不安を斬る。
2016.3.9 エレキ業界の誇る最新技術が自動車とちっとも融合できない理由 エレクトロニクスと自動車との技術融合は、口で言うほど簡単ではない。両者の技術開発の速度が、根本的に違うからだ。カーエレクトロニクスビジネスで問題になるのは、エレキが自動車の技術変化の遅さについて行けるかだ。
2016.2.29 VAIOフォンの小さな反抗がもたらす携帯キャリア独占の「終わりの始まり」 ソニーから分離独立したPCメーカー、VAIOが新しいスマホ「VAIO Phone Biz」を発表した。このVAIOフォン、実は日本の携帯キャリアの独占状態に「終わりの始まり」をもたらすかもしれない。新製品に込められた「小さな反抗」を考察しよう。
2016.2.19 「決められない」シャープ経営陣は退陣し、若手に未来を委ねてはどうか? 産業革新機構と鴻海の間で揺れ動くシャープ。筆者はこの機に言いたい。「決められない」シャープの経営陣は退陣し、いっそ若手に未来を委ねてはどうか。全社員集会で徹底的に議論し、名門企業の経営陣の矜持を最後に見せてほしい。
2016.2.10 シャープと鴻海の駆け引きをめぐる「3大疑問」の真相 シャープの決算発表会当日、鴻海によるシャープ支援決定の報が流れた。しかし、鴻海を選んだはずのシャープはなぜか歯切れが悪いままだ。同社の再建の行方はどうなるのか。シャープと鴻海の駆け引きをめぐる「3大疑問」を検証する。
2016.1.27 運命の決算発表を前に、シャープ「起死回生シナリオ」を検証する(下) 経営危機の渕にあるシャープで、来週予定されている決算に注目が集まっている。そこで何らかの大規模な再建策が、発表される可能性があるからだ。シャープはなぜ、こんな状況になってしまったのか。起死回生策として最上のシナリオは何だろうか。
2016.1.27 運命の決算発表を前に、シャープ「起死回生シナリオ」を検証する(上) 経営危機の渕にあるシャープで、来週予定されている決算に注目が集まっている。そこで何らかの大規模な再建策が、発表される可能性があるからだ。シャープはなぜ、こんな状況になってしまったのか。起死回生策として最上のシナリオは何だろうか。
2015.10.22 サムスンとアップルの凋落が暗示する日の丸家電「最大の岐路」 家電市場を席巻してきたサムスンやアップルに、変調の兆しが見られ始めた。もはや彼らは日の丸家電を脅かすライバルではない。共に新たな脅威に怯える「仲間」になりつつある。脅威の正体とは何か。日の丸家電が迎える「最大の岐路」を読む。
2014.1.24 特異な日本のスマホビジネスこそ真犯人 日の丸電機復活を阻む敵は国内にあり!――長内厚・早稲田大学ビジネススクール准教授 日本の家電メーカーが振るわない。それは確かにそうだが、私は「日の丸家電にはまだまだ潜在的な競争力があり、悲観的に考える必要はない」と認識している。では、日の丸電機各社のどこに問題があるのだろうか。