「歩くほど電気代が安くなる」タニタとコラボした異色電力サービス4月に始まった電力小売の全面自由化で、一般家庭でも自由に電力会社を選べるようになった。電力の自由化が始まってはや半年が経つが、参入業者の数も多く、どの料金プランを選べばお得なのか、今も迷っている人が少なくない

 2016年4月、電力小売の全面自由化が始まり、一般家庭でも自由に電力会社を選べるようになった。すでに新しい会社に切り替えた人、今も迷っている人、2017年4月に始まるガス自由化を見据えて様子見をしている人など、様々だろう。

 メディアでも大きく取り上げられた今回の電力小売の自由化。消費者側のメリットはいろいろある。何といっても最大のメリットは、料金プランが増えることで電気料金が安くなることだ。

 参入企業も多種多彩である。自社で発電所を持つ都市ガス会社を筆頭に、新興の電力供給会社、石油・エネルギー関連、通信、放送、運輸、旅行、流通、小売業界など、350社を超す事業者が顧客の争奪戦を繰り広げている。

 そのため、各社ともお得なプランを打ち出して、ユーザーの確保に余念がない。ここでは注目したい3社(アイ・グリッド・ソリューションズ、Looop(るーぷ)でんき、イーレックス)を取り上げることにしよう。

「歩けば歩くほど電気代が安くなる」プランは
健康促進と光熱費節約でまさに“一石二鳥”  

 アイ・グリッド・ソリューションズは、スーパーマーケットが提供する「スマ電」。食材のプレゼントや毎月日曜日の「スマ電」の日にはポイント5倍付与されるなどの特典がある。

 また、「Looop(るーぷ)でんき」は、家庭用、事業所・商店用ともに基本料金が0円というサービスで大きな話題となった。料金シミュレーションで、電力会社の検針票を見ながら入力すれば、どれぐらいお得になるかがすぐにわかるから、活用することをオススメする。