この結果、今期4~6月の日本の販売台数は1万9000台(前年同期比90%増)となり、登録車、軽自動車ともに一昨年の2015年水準まで回復した。

 世界販売台数の内訳を見ると、北米が3万6000台(同5%減)、欧州が4万6000台(同2%減)で減少したものの、中国におけるSUV「アウトランダー」の販売が好調であることに加え、北アジアは3万台(同43%増)、タイを中心とするアセアン5万4000台(同8%増)が伸びたこともあって24万1000台に回復した。

 また、業績面ではゴーン流改革が早くもコスト削減で実を結び始め、本業の儲けを示す営業利益は約4.5倍の206億円となり、このうち購買、物流などの日産とのシナジー効果で35億円創出した。

 池谷光司副社長CFOは「日産流コミットメント(目標必達)管理が功を奏している。今期思った以上のスタートが切れた」として日産提携効果を強調した。三菱自は、今期のグローバル販売を102万9000台(同11%増)と100万台ラインの回復を見込んでいる。

 三菱自は、今秋に次期中期経営計画を発表する予定だが、その骨子は2019年度までにグローバル販売台数を現状の25%増の125万台、営業利益率6%以上を目指すもの。これを達成できれば真の再生ということになる。

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「1000万台クラブ」から脱落したGM

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