外食はあまりしないものの、太陽があるうちはまだ代謝もいいから、食べたいものを食べるようにしているとのこと。そして、日中食べた量に合わせて、夕食の量は調整。ご飯が好きなので普段はお茶碗2杯食べるけれど、食べすぎたと思った日には控えるそうです。夜のメニューは、ご飯とおかずとみそ汁を順番に食べる三角食べをイメージしつつ、炭水化物、タンパク質、そしてビタミンがとれているかを考えるといいます。

 山本さんの場合、普段は3食きちんと取れているので、食べすぎたときに「ごはんを減らそう」と調整しやすいですが、ダイエットの相談にくる方の中には、普段から欠食が多くて食生活が乱れているため、「減らすものがない」ケースもよく見られます。何品も食べましょう、とはいいませんが、三角食べのイメージをもって食事を整えるのは大切なことのように思います。

 そして、実はこれも“食べすぎないで体型を維持するためのポイント!”と思ったのが、「いつもあたたかい紅茶に黒砂糖を入れたものやチョコを持ち歩いている」という山本さんの習慣です。砂糖入りの甘い飲み物やチョコだなんて太りそう!と思うのではなく、そうしたものが“いつも手元にある”ことで、我慢によるストレスからの食べ過ぎが起きにくいのかもしれません。

 まっすぐに伸びた姿勢に、贅肉なんて無縁な身体を維持しているシェフに、ご自身の食事で気をつけていることをお聞きすると、「食べたいものを食べる!」というのを一番におっしゃられました。

 ただ、「暴飲暴食(お付き合いの会食など)は3日続けない」と一線を越えないように、そして、週に3、4日のジョギングもしているそうです。そして、前述したように、日中いっぱい食べたら夜はその分控えること。そして、“寝る2時間前には食べ終わる”という基本習慣を守っていました。

 ジョギングをしているから体型を維持できるのではないか、と思われるかもしれませんが、「ちょっとだけ気を使うことだけで体型は保てる」と山本さんは、いいます。

 「歩くのは運動の基本。運動ができなくても、歩幅を広くしたり、階段を一段飛ばしでのぼったりするだけでも、筋肉が衰えない。そうすると背筋が伸びるので若々しく見えます」

 スクワットなど、出張先のビジネスホテルでも、器具なしでどこでもできる運動をみつけることも大事ですよね。

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忙しいときは食事が適当になってもいい

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