忘年会シーズンが終わったかと思えば、ゴロゴロと食べて飲んでばかりの正月休み。年末年始は体重計に乗るのが怖い魔の季節です。このたび『ビールを飲んでも飲んでも腹が凹む法』(三笠書房)を上梓したダイエットコンサルタントの小林一行氏が、今の生活習慣をほとんど変えずにダイエットを成功に導く秘策をレクチャーします。

乾杯では好きな酒を
思いっきり飲もう

「ビールを飲むと太る」というのは都市伝説です。

 アルコールに含まれるカロリーは、酔ったときの体熱となって放出されるので、脂肪になりにくいカロリーといわれます。だから、お酒が肥満の直接の原因になっているケースは少ないのです。

 確かに、「ワイン、日本酒、ビール」などの醸造酒は、原料の穀物や果物に含まれている糖質が残っているため、加熱して蒸発したアルコール分だけを集めた蒸留酒よりも、「どちらかといえば」カロリーが高いのは事実です。しかし、それはビールのジョッキ500mlあたり、たった58Kcalにすぎず、にぎり寿司1貫分のご飯程度の違いでした。この小さな違いを必要以上に大げさに捉えて、「ビールはダイエットの敵!」と思ってしまうのは早計です。

 それなのに世間では、「ビールや日本酒は糖質が多いので飲んではいけない」とまでいわれています。そこまでストイックに禁止されたら、ハードルが高くなり過ぎて、ダイエットをはじめることすらとまどってしまいます。

 やせたいからといって、「本当に飲みたいもの」を我慢する必要はありません。我慢すれば欲求不満がたまり、のちに過食を引き起こすだけです。