残念な習慣写真はイメージです Photo:PIXTA

お通じの悩みは人に相談しづらいものです。便秘もつらいし、下痢もつらい。便秘と下痢を繰り返すという人もいます。こうした症状があると、外出を控えるようになったり、仕事に支障が出たりと生活の質(QOL)の低下につながりかねません。もしかすると、知らず知らずやっている生活の“クセ”にその原因があるのかも?この機会に、生活を振り返ってみましょう。(栄養士・健康経営アドバイザー 笠井奈津子)

おなかの不調は、体がサインを出しているのかも

「突然トイレに行きたくなったらと思うと、電車に乗るの(通勤)が怖い」
「オンラインミーティング中、画面をオフにしてトイレのために頻繁に離席することがあり、周りの視線が気になる」

 こうしたお悩みは、本当につらいですよね。それほど頻繁でなかったとしても、下痢や便秘などの症状によって、生活に支障が出ることもあると思います。在宅勤務の増加によって便秘や下痢に悩む方も増えてきているように感じます。

 もしも、働き方の変化によって便の状態やおなかの調子に変化があったのなら、体が何かサインを出してくれているのかもしれません。最近便秘がちだという方、生活を振り返ってみて、こんな傾向はないでしょうか。