世の中を変えるイノベーションを
芽から育てる

 「今、特許事務所に求められている役割は、単なる特許申請のルーティンワークではなく、顧客の事業の競争優位性の獲得や維持の視点に立ったアドバイス、知財戦略を実現する組織面での支援、さらに顧客ビジネスの外部評価を維持、向上させるためのモニタリングやコンサルティングサービスの提供だと考えています」と正林所長は主張する。

 そのため同事務所では、全技術分野において高い専門性と豊富な経験を持つ多数のプロフェッショナルが知財戦略を支援する。特許の出願や管理だけでなく、特許のバリエーションに関する共同研究を国内外の大学や研究機関などと行い、さらに知財戦略にとどまらない経営戦略や資本政策を含めた包括的なソリューションを提供している。

 「特許とは本来、誰も思い付かないけれど、言われたら当たり前と思うような“コロンブスの卵”的なもの。私たちは“これから世の中を変えていく”という意欲を持ったイノベーションを、萌芽の段階から育てていくのを得意としています」と語る正林所長。

  “ある日、突然に、特許権侵害の警告状が届く”事態を起こさないためにも、特許庁OBを多数擁し、IPランドスケープの手法を持つ特許事務所は心強い味方となる。特許対象がモノからコトへと変化する中、同事務所の存在価値はますます高まってゆくはずだ。

Success Story
イノベーションの権利取得で
アイデアがビジネスになった

サインポスト
蒲原 寧 代表取締役社長

  サインポストは金融業界全般に向けたコンサルティングをはじめ、AIのディープラーニング(深層学習)を応用した製品開発を行っているベンチャー企業。人手不足解消やレジ待ち時間短縮を実現する「ワンダーレジ」を開発し、その進化型である「スーパーワンダーレジ」は「JR東日本スタートアッププログラム」にも採用された。昨年11月には東証マザーズに上場、業界で大きな注目を集めている。同社の蒲原寧社長は、成長の過程をこう振り返る。「正林国際特許商標事務所に、当社のイノベーションの権利取得をお願いしました。商品をカメラで読み取り、AIがレジ内部の商品を自動識別、商品点数と合計金額を瞬時に計算するというシステムです。開発当初は権利関係の知識もなく、特許がゼロの状態でしたが、早めに権利取得に動いたおかげで、いち早く特許権の取得を実現し、マーケティングの観点で優位に働きました。また『スーパーワンダーレジ』も権利化を進めており、国内外の無人レジ店舗導入で優位に立てる可能性があります。今では、アイデアを形(ビジネス)にしてくれるのが知財であるという確信を抱いています」

人手不足解消やレジ待ち時間短縮を実現する「ワンダーレジ」

問い合わせ先:
正林国際特許商標事務所
http://www.sho-pat.com/