よりパーソナルな
マーケティングを追求
代表的な二つのサービスを紹介したが、こうした技術力が同社の競争力の源だ。
「私は米国大手コンピューター企業のAIエンジニアでした。20年前に日本で初のレコメンド専門企業として当社を設立して以来、よりパーソナルなマーケティングを追求してきました。科学的にレコメンドの効果を最大化する継続的なPDCAのサポートや、成果報酬型の料金体系に対応しているのも当社の特徴です」(フォーリーCEO)
レコメンドはEC事業でよく使われているが、汎用性は非常に高い。例えば、同社のパーソナライズ技術を使えば、銀行や証券会社などのサイト画面のトップにその人が一番見たいコンテンツを表示できる。ユーザーにとっても効率的で便利だろう。
さらに、スマートフォンとパーソナライズ技術を組み合わせ、店舗のショーウインドーを訪れた人に、お薦め情報を自動表示するアプローチも始まるという。これらが実現できるのも、同社のリアルタイム予測推薦のテクノロジーがあるからだ。