採用マッチングイベントを年850回開催
自社の魅力を直接アピールできる
DYMが企業のさまざまな新卒採用ニーズに応えられる理由としてまず挙げられるのは、紹介できる学生の母集団が圧倒的に大きいことである。
「創業当時から培ってきたウェブマーケティングのノウハウを駆使し、多くの学生にリーチできるのが強みです。現在、アプローチ可能な学生母集団は12万人を超えており、就職活動生の5人に1人が登録するサービスとなりました」と沖之城取締役は説明する。
圧倒的集客力と豊富な学生母集団を生かして、DYMが提供しているサービスの一つが「Meets Company」という採用マッチングイベントである
最大8社の企業と30人の学生が一堂に会し、まずは互いの魅力をPRし合う。
次に1社当たり15分を持ち時間として、小グループに分かれた学生たちのテーブルを回り、座談会形式でコミュニケーションを交わす。ざっくばらんに話す中で、学生たちとの距離感がぐっと縮まり、気になる学生を深くチェックすることができる。
「一般的な合同企業説明会と異なるのは、単なる会社説明にとどまらす、選考に直結するイベントであることです。代表の方に直接ご参加いただき、その場で採用が決定する事もあります」と沖之城取締役は語る。
DYMの「Meets Company」は年間850回以上と、新卒採用関連のイベントとしては最大級の開催数を誇る。これも登録学生数が約12万人というスケールメリットがあるからだ。東京のほか全国30都市で開催しており、地方企業の採用ニーズにも対応している。
さらに、通年開催しているのも大きな特徴である。
人材難の深刻化とともに、時間をかけても計画通りの採用人数が確保できないことが多くの企業の課題となっているが、『Meets Company』は新卒社員が入社する4月1日の直前まで開催しており、長期化と早期化が進む採用市場において人事担当者の強い味方となっている。
人材採用プロセスを簡略化できるうえに
内定承諾率が高いのが魅力
地盤ネットホールディングス(マザーズ6072)
地盤の強度や地震による揺れやすさを診断する機器のメーカーである地盤ネット。蓄積された全国の地盤情報をインターネットで公開し、地盤に合った住宅づくりなどの新サービスも次々と展開している。「若い人材をどんどん増やして社内を活気づけたい」(山本強・代表取締役社長)と考えた同社は、5年ほど前からDYMの成果コミット型新卒紹介サービスを利用。毎年10人前後の新卒社員のほぼ全てを、同サービスで獲得している。
「当社が求める人材像を伝えると、それにぴったりの学生を選んでくれるので、内定承諾率が非常に高い。たくさんの学生と面談してフィルターにかけるプロセスが省けるので、非常に助かっています。『地盤』という社名のせいで地味な会社に思われがちですが、学生たちと直接面談すると、仕事の魅力や社会的な意義がきちんと伝えられるのもメリットだと思います」と山本社長は語る。
内定した学生に対しては、採用から入社に至るまでさまざまなフォローアップをしてくれるのもDYMの魅力だという。
求める人材を紹介してくれるだけでなく
面談のアドバイスも受けられる
エヌリンクス(ジャスダック6578)
営業アウトソーシング事業や不動産店舗運営といったリアルビジネスと、ゲーム攻略サイト、アプリ開発などのWebビジネスを両輪で展開するエヌリンクス。2018年、東証ジャスダック市場に上場を果たしている。
「従来は中途採用のみでしたが、成長フェーズへの移行とともに4年ほど前から新卒学生を毎年100人前後採用する方針に切り替えました」(沖悠太・採用支援部長)
大量の採用数を確保するには、あらゆる手段を活用しなければならないと考え、DYMの成果コミット型新卒紹介サービスを利用。結果的に毎年約70人をDYM経由で獲得している。
「こちらが求める人材をきちんと選んでくれるだけでなく、『こういう人材を紹介するので、こんな準備や対応をしてください』と面談についてのアドバイスをしてくれるのも助かっています。そうした気配りの細やかさが、高い内定承諾率に結び付いているのだと思います」と沖部長は評価する。「会社が掲げた成長戦略を実現するには、新卒大量採用の継続が不可欠でした。新卒採用におけるDYMの力強いサポートは、当社の成長を支える基盤になっています」