懇親会、ディナーなどはスポーティシックを漂わせる
柄のジャケットとクロノグラフ
柄のジャケットは、週末気分を盛り上げるとともに、リラックスした雰囲気にも大人の品格を損なわない。とはいえスーツに比べ、シャツとパンツ、色柄などコーディネートの要素が増えるため、ややハードルが高く感じられるかもしれない。しかし基本を押さえれば、むしろ自由度は高く、自分に似合うスタイルを見つける面白さもあるのだ。
イントラマティック オートクロノ
SS、ケース径40㎜、10気圧防水、自動巻き。28万800円(税込み)
SS、ケース径40㎜、10気圧防水、自動巻き。28万800円(税込み)
柄のジャケットは単体でも存在感があるため、シャツは無地の白を選び、生地もブロード地のようなドレッシーな薄手よりも、ボリューム感のあるオックスフォードなどが合わせやすい。パンツはネイビーやグレーといったベーシックカラーを中心に、ジャケットの柄色と共通のカラーで選んでもいい。ディナーなど少しドレスアップしたい時は、ポケットチーフを差す。素材も光沢のあるシルクよりも、風合いのあるウールが自然な一体感を醸し出す。
その腕元を飾るにふさわしい時計がハミルトンの「イントラマティック オートクロノ」だ。1968年に発表された手巻きの「クロノグラフA」の50周年を祝し、白と黒に染められたシンボリックな“パンダダイヤル”で復刻した。シンプルなツーカウンターのフェイスは、クロノグラフの煩雑さを感じさせず、レザーストラップも落ち着いたスポーティシックを漂わせる。袖にも収まる、控えめなケースサイズも好感を与えるだろう。