パソコン5300台にパッチを適用
リモート操作で対応工数も削減
TBSテレビは、サーバーの運用保守等を担っている、富士通エフ・アイ・ピーの支援のもとSKYSEAを導入。現在はグループ計5300台のパソコンを管理している。今までより取得可能なインベントリ情報は増えたが、性能面のトラブルはなく安定稼働を続けている。また、セキュリティーパッチは配布後の適用までを管理者側で実行できるようになったため、適用漏れが削減できているという。
さらに、同社が特に活用している機能の一つが「リモート操作」だ。SKYSEAのエディションによってはオプションとなるこの機能は、管理者が遠隔地から対象端末の操作を行えるようにするもの。「我々は地方拠点向けのヘルプデスク業務も行っていますが、現地に行かずとも高い品質のサポートが提供できるようになり、とても助かっています」と岡崎氏は語る。
複数台のパソコンに同時接続できるため、問い合わせが重なった場合も、複数名が並行してリモート操作で案内することが可能だ。
情報の見やすさも向上。業務改善効果も出ており、1件当たり約3時間かかっていたログの確認作業が、現在は10分程度で済むようになったという。「これにより、ユーザーの使用傾向を分析してセキュリティー対策の方針を見直したり、インシデント発生後の証跡を作成する業務を迅速化できたりしています」(栗原氏)。
また社員が使うパソコンの台数は、近いうちに6000程度にまで増える見込みだが、SKYSEAであれば、機能と処理性能の両面で問題なく対応できると考えている。ITガバナンスの一層の強化に向けた新機能の活用も検討しながら、効率的かつ安定したクライアント管理環境を目指していく予定だ。
現場業務の要となるパソコンの適正運用促進、情報セキュリティー強化、資産管理の効率化を実現したTBSテレビ。ビジネスの安全・安心を担保しつつ、社員が仕事しやすい環境を整備することで、より魅力的なコンテンツやサービスの拡充につなげていく。
Sky株式会社 https://www.skyseaclientview.net/