ビッダーズの近未来予想図
「強みを生かしたソーシャルとの連携」
――今後の拡大戦略についてはいかがですか。
久我:ビッダーズはソーシャルの利用頻度が高く、ソーシャルとの親和性が高いモバイルをベースに、流通への転換が難しいといわれているソーシャルコマースの壁を越えて、新たな市場を創出したいと考えています。
今年の3月21日にはmixi様と共同で「mixiモール」をオープンしました。モノをベースにした人のつながりから生まれる「共感消費」という付加価値の提供を通じて、新たな市場創出を実現したいと思っています。
また、KDDI様と共同運営している「auショッピングモール」でも新たな取り組みを検討中です。これらの取り組みを推進しながら、ソーシャルコマースの市場において最大の集客力を持つモールを目指します。
さらに、3000万人の利用者を誇る弊社の「Mobage」や、昨年に新たにディー・エヌ・エーグループの仲間になった「横浜DeNAベイスターズ」との連携強化も検討中です。これらの取り組みを通じて、弊社の強みであるF1層を主軸としつつ、男性ユーザーも大量に呼び込み、支持を確立することでユーザー層を拡大することができると考えています。
「モバイルファースト」を掲げてきた弊社は今、スマホやソーシャル市場の拡大とともに、さらなる成長期へ突入しました。私たちビッダーズの未来に、どうぞご期待ください。
[PR] EC支援専門誌「ECのミカタ通信」vol.03 2012年5月10日発行号より