結局は人間力であり
顧客からいかに信頼されるか
こうした緻密な営業戦略を取りながら、同社が重視しているのは社員一人一人の人間的な成長である。新人の多くは営業をスマートに考えがちだが、実際の現場は"泥くさく諦めない心"が必要とされるアナログな世界。受注に至るのは、表面的な営業トークの優劣ではなく、結局は人間力であり顧客からいかに信頼されるかだ、と廣瀨社長は語る。
企業の信条には「一流になりたいなら、一流の苦労をしろ、一流の努力をしろ。」という文言がある。同社が目指すのは、人間力が鍛えられる仕事を通じた"一流の人間"の育成だ
「将来の目標を明確にして自己をマネジメントし、その目標が会社の目標とリンクしていれば、営業力は必然的に付いていきます。営業で断られるのは当たり前で、そこから失敗を恐れず努力する人間は成長します。当社が目指すのは一流の営業マンの育成ではなく、一流の人間の育成。気持ちや考え方次第で、全ては変わると思っています」
OtoO市場は今後も拡大が見込まれ、同社ではこれまでの顧客基盤を基に、AI(人工知能)を利用した新たな商品開発、さらに広告事業への進出も視野に入れている。その同社の成長の根底にあるのは「大家族主義」という企業理念。苦楽を共にしながら同じ釜の飯を食すという理念が、社員一人一人の心をつなぎ、同社の増収増益の成長を実現している。
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エス・ケイ通信 https://sk-t.com/
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