伝達主体の会議をやめ、議論主体に移行したことで、会議の質も変わりましたか。
会議に臨む覚悟が変わり、個々のテーマについてフラットに意見をぶつけ合えるようになったと感じています。必要な資料、データはその場でMicrosoft 365から引き出して見ることができます。
また、役員が集まり、あえて雑談のためのミーティングをする時間も大切にしています。皆、データ化されていない情報をいろいろ持っているが、それをつなぐ機会は意外と少なかったと気づいたのです。無駄をなくそう、改革だと気負うばかりでなく、データに表れない、お客様の状況や社内の課題をフランクに話し合うことも大切だと感じています。
そうした気づきも、無駄な資料づくりの廃止という決断も、経営者が率先して最新のITを学び、使いこなす中で生まれたのでしょうか。
根底にあるのは、一人ひとりの社員の時間を、無駄な仕事で浪費したくないという思いです。
当社での導入体験を通して、Microsoft 365は企業のデジタル変革に必須のツールだと確信しました。これを使いこなすためのノウハウの蓄積を進めており、導入支援や教育・サポートと合わせてお客様に提供する準備も整えました。
ITインフラ、コミュニケーション基盤やソフトウェアへの投資は決して小さくありません。しかし、社員がそれを使いこなすことで、想像以上の新しいアイデア、新しい価値を生み出します。得られるリターンが非常に大きい、働き方改革の根幹を成す重要な投資であると確信しています。
制作/ダイヤモンド社クロスメディア事業局