ホテル事業を成長させる
リゾート会員権事業
2018年8月、新たな事業が立ち上がった。これまでは売上高の8割以上を占める住宅事業を主力としてきたが、1割を占めるホテル事業の拡大に本格的に取り組む。
「それがホテル会員権事業です。会員制リゾートクラブ『みやび倶楽部』は使いやすさを追求した仕組みになっていて、宿泊施設は岩手県鶯宿(おうしゅく)から神奈川県箱根(2020年オープン予定)まで6施設あるので、春は箱根(※)を出発点に桜前線を追い掛けるといった楽しみも味わえます」(成田社長)
日本の景気は東京オリンピック・パラリンピック以降、低迷するという予測があり、決して楽観できる状況にない。住宅産業も例外ではないが、成田社長は、「だからこそ当社を選んでほしい」と言う。
「厳しい時期だからこそ、鍛えられ成長するチャンスがつかめます」(成田社長)。しかも同社は「新入社員を一人前に育てるのは会社(上司・先輩)の責任」と考えており、入社後3年目までは、マンツーマンで先輩から教育を受けることができ、安心して懐に飛び込めるのだ。
「当社は熱くて面白い会社です。ぜひ来てください」と成田社長。この言葉は、会社訪問をすると実感できる。
※箱根は2020年開業予定し、将来的には全国10施設程度を予定している。