組織人事コンサルティング分野で、日本最大規模の陣容を誇る三菱UFJリサーチ&コンサルティング(以下、MURC)。同じ三菱UFJフィナンシャル・グループ(以下、MUFG)で、年金分野などでトップクラスの知見を持つ三菱UFJ信託銀行と協働し、”人生100年時代”を見据えた人材マネジメントの抜本的な変革へ向け、専門性の高いサービスをワンストップで提供していく。
三菱UFJリサーチ&コンサルティング
組織人事ビジネスユニット
小川昌俊 チーフコンサルタント
組織人事ビジネスユニット
小川昌俊 チーフコンサルタント
今、“人生100年時代”と盛んにいわれているが、それは言うまでもなく就労期間がより長期にわたることを意味する。そこには企業年金など退職給付制度も含めた人事の仕組みの構造的な変革が求められる。
ワークスタイル(就労観・働く環境)も変化しつつあり、一つの会社に所属し、会社が求める職種・勤務地でキャリアを形成する会社重視の就社主義から、専門分野でスキルを身に付け、異なる企業でも成果を出せるプロ化志向への変革も進んでいる。テクノロジーの進化が働く環境の多様性を生み出し、そのスピードを加速させている。
このような社会の変化に伴う、人材マネジメント(人事制度/年金制度/役員報酬など)を一体的に変革できるのが、MURCと三菱UFJ信託銀行のペアだ。
会社の垣根を越えた人材マネジメントが必要
「これからは一つの会社に属さず、自らの専門性やスキルを環境変化や需要に応じて進化・向上させながらキャリアを形成していく“リカレント重視”のワークスタイルになると考えています」
そう分析するのは、MURCの小川昌俊チーフコンサルタントだ。企業は今後、こうしたワークスタイルの変化に対応する人材マネジメントへの変革が求められている。