事業承継問題に悩む地方の中堅・中小企業を対象に、デロイト トーマツ ファイナンシャルアドバイザリーが提供するのは、「M&Aプラス」というM&Aマッチングプラットフォーム。オンラインマッチングでありながら、地方にいる身近なM&Aの専門家を選択して交渉プロセスを依頼、全国各地の案件へアクセスできるのが特徴だ。
デロイト トーマツ
ファイナンシャルアドバイザリー
前田善宏 CSO執行役員パートナー
ファイナンシャルアドバイザリー
前田善宏 CSO執行役員パートナー
デロイト トーマツ ファイナンシャルアドバイザリーが提供する、M&Aマッチングプラットフォーム「M&Aプラス」のターゲットは、事業承継問題に悩む地方の中堅・中小企業である。その最大の特徴は、会員企業がオンライン上で、地域のM&Aの専門家・FA(ファイナンシャルアドバイザー)を活用することにある。
「M&Aの専門家は東京に集中しており、地方の場合、ニーズに対してM&Aの専門家の数が圧倒的に少ないというのが現状です。地方銀行などに専門家がいても少数で、広いエリアをカバーし切れない。一方、中堅・中小企業の身近な相談相手である税理士事務所などの多くは、M&Aの知識がほとんどなく、買い手や売り手を探すネットワークを持っていません。当社では、M&Aの実績がある全国の金融機関や税理士、公認会計士、弁護士など約330社を登録、売り手の経営者は、地元事情をよく知る専門家・FAに案件を依頼することができます」
そう説明するのは、デロイト トーマツ ファイナンシャルアドバイザリー・前田善宏CSO執行役員パートナーだ。