「日産セレナ」の先進技術
杉村氏が注目した走行性能とは
いわゆるファミリーカーの中でも、家族の利用に適した魅力的な要素を多く備えるのがミニバン。その数ある車種の中で2018年ミニバン販売台数NO.1となったのが「日産セレナ」だ。
セレナにはガソリン車、S-HYBRID車、
S-HYBRID車はJC08モード17.2km/L、e-
“プロパイロット”は、高速道路での単調な“渋滞走行”と長時間の“巡航走行”という2つのシーンで、アクセル、ブレーキ、ステアリング操作を車がサポートするシステム。高速走行におけるドライバーの負担を軽減する
杉村氏は、セレナを「非常に運転しやすくて、操作性能も高いですね」と評価。その上で、最大の魅力は駐車支援システムとして搭載されている“インテリジェント パーキングアシスト”だと語る。
「よくこんなことができるなと思うぐらい、ピタッといきます。これは慣れると圧倒的に楽です。車庫入れや買い物で車を停めるのって意外と大変だったりするんですけど、これなら楽にできると思いますね。こうした運転アシスト機能は、今後、車を買う際の判断材料として、多くの消費者が関心を寄せていくと思います」
また、窓の広さも魅力的だと杉村氏は語る。
ドライブ中の景色もいいですよね。これなら子どもも喜びます。無理に覗き込まなくても、座ったままの視線の先に景色が広がっているわけですからね」
セレナ e-POWERシリーズの2列目シートには、ゆったり座れる「キャプテンシート」を標準装備。ロングドライブでも疲れにくい中折れ(スパイナルサポート)形状の背もたれパッドや、両側にアームレストも装備している
こうした子どもの視点に立った考え方は、車選びの際に大人が案外見落としがちな点だ。まさに父親ならではの目の付けどころと言えるかもしれない。そして、メーカー希望小売価格2,440,800円〜(税込)という価格設定に関しても納得している(e-POWERは2,968,920円〜)。
「燃費もいいし、安全性、快適性を考えれば、とてもコスパのいい車だと思いますね」