オリジナルの教授法で安心して学べ、英会話力の向上を実証してきたのが、イーオンだ。そこで、しっかりレベルアップを果たしているビジネスパーソン3人に、同校での学習について聞いた。
開校から46年を迎えるイーオンは、「2019年 オリコン顧客満足度(R)調査」の英会話スクールランキングで総合1位を獲得。25社を対象に、3554人が評価した結果だが、特に「カリキュラム・教材」「講師」「英語の習得度」「サポート体制」などで高い評価を獲得した。
そんなイーオンの英会話レッスンのベースになっているのが「L&Aメソッド」と呼ばれるオリジナルの教授法だ。1973年の開校以来、日本人の弱点を分析し、「話せる英語と使える英語の両立」を目指して、イーオン語学教育研究所で改良が重ねられてきた。「L」はLearning(概念学習)で、「A」はAcquisition(体感学習)の略。文法などのルール学習とロールプレーイングなどの実践的な練習を関連させて教授する。こうすることで日本語から英語に翻訳してしまう悪い癖が矯正され、自然で正確な英文を話せるようになる。
教材の開発や教師陣の教授法も、L&Aメソッドを軸に展開されるが、それは学ぶ人たちのさまざまな状況に的確に対応していく豊かさを兼ね備えている。
日本人教師と外国人教師
Wサポートで学ぶ利点
業界団体に勤める平野絵美さん(有楽町イトシア校)は、「高校時代に英語が苦手になり、大学入試では受験科目に英語がなかったので指定校に応募した」ほどの英語嫌いだった。しかし「苦手なものがある限り、人間力は上がらない」と一念発起してイーオンに入学したのが16年冬のこと。
「東京五輪までにネイティブと苦なく話せるようになりたい」を目標に掲げた平野さんは、それから約2年で11段階のレベル2から6にレベルアップ。レベル基準でいえば、「単語でのコミュニケーションができる。簡単な文での会話ができる」から、「コミュニケーションを楽しみながら長い文章で会話することができる」になった。
平野さんの背中を押しているのは日本人と外国人の教師がペアになったきめ細かなサポートだ。「正しい文法や表現でしゃべれているか、不安になるとすぐに顔に出てしまうのですが、先生方はそれを決して見逃さないのです」と平野さん。すかさず入る「間違っていませんよ」というアドバイスに救われていると話す。日本人教師にはレベルに合った学習法などを指導してもらい、その上で外国人教師とのレッスンではネイティブならではの表現などを吸収。各種のアドバイスと学びがしっかり連携していると実感できる、と平野さんは言う。
教材もフルに活用している。毎日の通勤電車では、「構文練習帳」などのテキストの他、生徒専用の学習サイト「ネット・キャンパス」で学習をする。
「スマホとイヤホンがあればどこでも学習できます。最近は英語に接しない日が1日もないようになりました」(平野さん)