大規模修繕で悩んだときの＂駆け込み寺＂

工事経歴書で
過去の実績を全て開示

　外装専科の経営方針は、顧客に「外装専科に任せてよかった」と言われる工事を実現すること。同社は創業以来、施工した工事は一件も削除することなく、＂工事経歴書＂に記載して開示している。

「私どもは元請けに徹しているので、これまで一度も談合にも加担したことはありません。管理組合さまやオーナーさまに寄り添った誠実な工事会社です。また設立から現在の16期まで、実質無借金経営を継続しています」と伊藤会長。20年2月より、久野芳男社長・伊藤岳副社長での新体制を敷き、組織力の強化を図る。

　これまで修繕した建物は、以前経営していた会社の分を含めると3000棟を超える改修工事の実績があり、前の会社では米国政府機関から元請けで、米国大使館や同領事館の外壁工事も手掛けたこともある。いわば同社は、建物改修工事の先駆的存在といえるだろう。

本社にはマンションの管理組合からの感謝状がたくさん寄せられる。信頼の証しだ（現在、200枚超）