豊富なラインアップで
省エネと省コストを実現
東京ガスのキャラクターは「パッチョ(左)」と電パッチョ(右)」。火の国と電気の国の王子。ガスと電気のハイブリッド運転を「ハーイ!」「ブリッと!」という駄じゃれを交えユーモラスに表現している
東京ガスが誇る高度な技術と丁寧な販売・アフターサービス(下段コラム参照)の支援により、「スマートマルチ×エネシンフォ」の採用実績は、オフィスビルはもちろん、物販店舗などの商業施設、病院、学校、老人ホームなどにも広がっている。
「16年4月の発売以降、18年度末時点には関東圏で累計187セットに到達しました。省エネ大賞受賞、製品ラインアップの充実により、19年度の採用はさらに増える見通しです」(石野部長)
顧客の手を煩わすことなく最適なエネルギー運用、契約電力の削減、エネルギー料金単価変動時のリスクヘッジを一度に実現できる「スマートマルチ×エネシンフォ」。「このスキームは、空調機器にとどまらず、エネルギーである都市ガスも含めて提供できる当社だから実現できました」と石野部長は胸を張る。
「スマートマルチ×エネシンフォ」は、東京ガスが目指す"顧客価値の最大化"を具現化した空調システムといえるのだ。
スマートマルチを支える三本の矢
最適な「スマートマルチ×エネシンフォ」の省エネ・省コスト運転は、東京ガス社内の三本の矢によって支えられている。
技術、営業、サポートを担当する各部責任者に機器の特徴や顧客支援体制を聞いた。
顧客ごとの最適制御を実現
エネルギーソリューション本部
ソリューション技術部
天野寿二部長
ソリューション技術部
天野寿二部長
「スマートマルチ×エネシンフォ」は、ガス空調だけでなくコージェネレーションやボイラなどさまざまなエネルギー利用機器の開発で積み上げてきた技術や経験を基に実現できたものです。「スマートマルチ」はハイブリッド化により、GHP、EHP単独では難しかった「更なる高効率化」を可能にしました。「エネシンフォ」では、IoT技術をベースにリアルタイムにお客さまごとの運転状況を監視し、常に最適な運転比率となるよう制御するサービスを提供しています。最適制御技術は特許を取得しています。
個別空調のハイブリッド化と最適運転制御は、各メーカーの空調機器特性を熟知し、お客さまの空調に対するニーズや使用状況を把握し、電力需要予測に関する知見も有する当社だから実現できたといえるでしょう。
省エネ・省コスト・省人化に貢献
都市エネルギー事業部
法人営業第二部
細田千恵部長
法人営業第二部
細田千恵部長
空調機器は一般に15年近く使用されるため、お客さまにはイニシャルコストとランニングコストを総合したLCC(ライフサイクルコスト)が最安となるような提案をさせて頂いています。「エネシンフォ」の自動制御により、導入頂いたお客さまからはランニングコストでメリットが得られたという声を頂いています。
また、LCC以外でも高い評価を頂いています。ある店舗では人手不足のため空調管理を店長自ら行って省エネに努めていたのですが、「エネシンフォ」を導入した結果、管理の手間が省け、その時間を本来の店長業務に使えるようになったそうです。「スマートマルチ×エネシンフォ」は、省人化にも貢献しています。
遠隔監視で故障を未然に防止
都市エネルギー事業部
業務用サポート部
志田浩二部長
業務用サポート部
志田浩二部長
通常、空調機器を長時間使用していると経年劣化などにより不具合が生じ、故障修理やメンテナンス対応に費用も手間もかかります。そこで「エネシンフォ」には遠隔監視を行うメンテナンスサービスが含まれています。運転時間に応じた定期点検時期、万が一の故障も自動で検知して迅速に対応し、運転データから故障を未然に防止する予測保全ができる点が特徴です。
また24時間365日の専用受付センターにはお客さまの機器の設置場所や修理・点検履歴が蓄積されています。GHP発売以来30年を超える豊富な経験・知見を基盤にしたメンテナンスや迅速な修理を行うと共に、オプションメニューとしてお客さまが実施するフロン類漏えい点検といった法定点検への対応も可能です。
「エネシンフォ」の提供可能エリアは東京ガスの都市ガス供給エリア内(関東1都6県、一部地域を除く)で提供。その他地域及び詳細は東京ガスに問い合わせを。
●問い合わせ先
東京ガス株式会社 https://eee.tokyo-gas.co.jp/
東京ガス株式会社 https://eee.tokyo-gas.co.jp/