1950年代に誕生した伝説の名作ウオッチが
60年の時を超えてオリジナルそのままに復刻!

スイスの名門ラドーの輝かしい歴史と
高い技術力、豊かなデザイン資産

1. 1950年代当時の本社工場。右上は創業当時の工房。 2. 現在のラドー本社。3. 1950年代から60年代の製品コレクション。左から「ゴールデン ホース」「ダイヤスター ワン」、そして67年の「プランニング」。時計の文字盤の下には回転式の万年暦が搭載されている。4. 58年に誕生した防水時計「グリーン ホース」

 数百もあるスイス時計ブランドの中でも、ラドーは独自の技術力で時計の素材とデザインの歴史を何度も書き換えてきた名門だ。そのルーツは今から100年ほど前の1917年、スイスの首都ベルンの北にある静かな町、レングナウでシュルップ3兄弟が設立した「シュルップ・アンド・カンパニー」。

 同社は機械式ムーブメントの製造で名を上げ、第2次世界大戦中には世界最大の時計ムーブメントメーカーの一つに成長する。そして50年代、同社は「ラドー」ブランドで腕時計の開発・製造・販売を本格的にスタートさせる。

 57年には今回復刻された「ゴールデン ホース」が、さらに58年には耐水性を特徴にした「グリーン ホース」が誕生。50年代末には日本を含め世界61カ国で販売される国際的な時計ブランドに成長する。

 62年、ラドーは時計界の素材革命のリーダーという現在の立場の第一歩となる、記念すべき製品を発売する。それが工作機械の工具にも使われる超硬の金属素材タングステンカーバイドをケースとブレスレットに使い、風防にはダイヤモンドの次に硬いサファイアクリスタルを使った“世界初のスクラッチプルーフ(耐傷性)腕時計”「ダイヤスター ワン」だ。

 その後も、ラドーは休むことなく現在まで、精力的に新素材の開発を続け、時計史に残る画期的な素材と革命的なデザインの腕時計を世に送り出し続けている。86年には、やはり耐傷性に優れたハイテクセラミックスをケースに加えてブレスレットにまで採用した腕時計「ラドー インテグラル」を開発・発売。

 98年には、メタル素材をまったく使わずにメタリックな輝きを持つ独自素材プラズマハイテクセラミックスを採用した「セラミカ」を発売。そして現在も、ハイテクセラミックスを軸とした時計の素材とデザインの革命をリードし続けている。

 次はどんな新素材で、どんな魅力的なデザインの腕時計を世に送り出すのか。これからも目が離せない。
 

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https://www.rado.com/int_ja

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