通勤の時間やストレスを軽減し
フレキシブルに働ける環境を提供

保育所の併設・提携で
子育て世代も安心

「ソロタイム」では、通勤時間が往復2時間強かかる会社員の利用を想定している。利用できるのは契約した企業の社員のみ。現在は八王子・東戸塚・三島駅近くの3店舗(駅から徒歩3分以内)だが、同じように首都圏郊外の主要駅近くに、今年度内に10店舗、来年までに15店舗に増やす予定だ。

 ソロタイムは、交流型のシェアオフィスとは異なり、一人一人が仕事に集中できる環境が整えられているのが特徴。ゆったりとしたスペースの半個室や個室、広々としたオープンエリアがあり、その日の仕事内容によって自由に選べる。

通勤の時間やストレスを軽減しフレキシブルに働ける環境を提供広々したオープンエリアとともに半個室や個室スペースが整えられている

女性も利用しやすい明るいインテリアや長時間の作業でも疲れにくい椅子など、細部にもこだわっている。「一番使っていただきたいのは、子育て世代の方。仮に育児に3時間取られても、通勤時間がなくなれば、ソロタイムで勤務時間とほぼ同じ時間を仕事に充てられます。保育所・学童クラブの併設・提携によって、子育てをしながら安心して働ける環境も整えています」と、自身も短時間勤務制度を取得しながらソロタイムの開発に携わってきた同社ソリューション推進室の藪内香代子氏。

通勤の時間やストレスを軽減しフレキシブルに働ける環境を提供個室スペースもゆったりとしたスペースになっている

 女性がより安心して利用できるように専用エリア(専用席)も設けられている。そこにはセキュリティー会社と契約した「見守りサービス」も。ちょっと不安を感じたときにボタンを押すと、遠隔から見守ってもらえる。

 契約する企業としては情報セキュリティーも気になるところだろう。

「その点もしっかり配慮しています。ハイバックソファやパーティションを設置し、後ろから見られないような工夫をしている他、情報漏れを気にせず電話やウェブ会議ができるテレキューブなどの電話専用ブースも設けています」(佐藤マネージャー)

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